発熱外来支援医療機関
新型北米インフルH1N1関連情報
広島県は29日、新型インフルエンザの疑いがある患者を診察する「発熱外来支援医療機関」の設置に、計292の病院、診療所が協力する意向を示したと発表した。
中国新聞 地域ニュース 5月30日
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200905300037.html
県内2655カ所の病院、診療所に打診していた、とのことですので、
応じたのはおよそ1割ということですね。
これが予想より多いとみるか、少ないとみるか・・・
あなたの感想はどうです?
北米H1N1インフル対応は季節性インフルエンザと同じでかまいません。
日常診療で標準予防策ができていれば、何も特別なものは必要がないのです。
当院は当然 支援医療機関に手をあげています。
淡々と、普通に対応いたします。
さて、5月21日から、大阪で糖尿病学会が「予定通り」開催されました。
通常の季節性インフルエンザと同じ対応でよい、と判断できたためです。
しかし、約1割の発表は、中止となったそうです。
発表者(ほとんどの場合は医師)が、大阪に来なかった。
正しい情報を得ておらず、過剰な反応をしてしまった医師がいたわけです。
医学的判断のできない一般市民や学校関係者ではあるまいし、
医師が大阪行きを中止した、というのは いかがなものか。
H1N1程度でこの反応。
強敵H5N1だったら、こうした医師たちは どう反応するでしょうか?
おそらく医療現場から逃げるのではないか、と思います。
医師の力が必要なその時に、業務も患者もほっぽり出して、きっと逃げる。
三浦友和の出演したNHKの新型インフルドラマでも、病院から逃げた医師が描かれていましたね。
今回の「発熱外来支援医療機関」というのは、一種の踏み絵ととらえることもできます。
「支援医療機関」の中から逃亡するところは出ないでしょうが、「協力しない医療機関」からは逃亡する医療機関がきっと出ます。
ですから県は、「支援医療機関」の数は発表しましたが、具体名は公表しなかったのだろうと思います。
写真は 「新屋さんの空豆」。焼いてたべると絶品。
居酒屋いぶしぎん で食べることができます。
この季節は、これを目当てにお店に行きます。甘みがあっておいしい!
千葉県、新潟県でも患者確認されました。新潟はアメリカ帰りです。千葉は国内感染ですね。
最新情報に注意しておきましょう。
正しい知識を身につけましょう。
知識のワクチン=正しい知識が自分や社会を守ります。
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