臨床医のカン 流行ピークはすぎた
先週と今週(昨日)、日曜日の夜間急病センター勤務をしてきました。
インフルエンザ患者は多いのですが、明らかに先週より患者数は減っていました。
昼間にクリニックを受診するインフルエンザ患者も減っています。
どうやら先週が流行の頂点で、もうピークを過ぎたように思われます。
流行のピークをすぎた、というのは 「臨床医のカン」です。
具体的なデータは今週発表されるものと思います。
現時点ではワクチン行政などをめぐってヒステリーのような、パニックのような状況もみられますが、落ち着きましょう。
この程度の流行で下火になってくれれば、医療システムが破綻することはありません。
2009新型インフルエンザに限れば、もう来年秋までは大きな波はこないと予想します。
(完全に消えるわけではなく、くすぶり続けます)
世界を見ても、アメリカ、カナダ、イギリスでも流行ピークをすぎ下火になってきたと報道されています。
注意点は、
成人に流行の中心が移りつつある印象があることです。
高齢者にも患者がけっこう出てくるようになっています。
持病があるのは成人・高齢者ですので、まだまだ安心はできません。
死亡者はまだこれから増える可能性が高いです。
うがい手洗い咳エチケットをしっかり徹底しましょう。
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