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ホスピス緩和ケアの原点を見直す

2010年01月16日 , 

緩和ケアを考える会・広島 の定例研究会です。
どなたでも参加できます。

1月16日(土)14時~16:30
広島国際会議場 ダリア
講演:ホスピス緩和ケアの原点を見直す
講師:柏木哲夫 さん
参加費:会員・学生1000円、一般2000円
事前申込不要、会場で受付してください。

ホスピス・緩和ケアの分野では非常に有名な先駆者のお一人です。
著書なども多数。
ぜひ御参加ください。
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/gan-net/event/event20100116.html

写真は日食。昨日17時10分頃です。
日食メガネを通して携帯で撮影したら、画像が小さかったです。
しょんぼり。
携帯カメラ機能、使いこなせていませんねえ。

右下側が少し欠けている太陽が観察できました。
2010011517050000nissyku2.jpg
★新型インフルエンザ情報
情報その1
輸入ワクチン認可、9900万人分。
Yahooニュース 1月15日11時23分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100115-00000041-mai-soci
輸入ワクチンが正式に認可されました。
多くの地域で流行は下火になり、警報・注意報も解除されつつあります。
流行ピークには ちょっと間に合いませんでしたね。

すでに感染してしまった人はワクチン不要ですので、
ワクチン希望者はかなり少なくなっています。

大量にあまったワクチンをどうするのか、というところに焦点が移っていきます。
発注時の契約により、返品はできません。
発展途上国に無償提供することになると思われます。
それができなければ期限切れ廃棄です。

情報その2
輸入ワクチンはすべて大瓶。
1月15日付けで、厚生労働省から発表されている資料に記載があります。
(まだ厚生労働省ホームページには出ていません。)
これに輸入ワクチンの概要が明らかにされています。
注目は、その容量です。
グラクソ製は1本5mlで10人分、包装は1箱5本で50人分です。
ノバルティス製は1本6mlで17人分、包装は1箱10本で170人分です。

国産ワクチンで、大瓶10ml(18人分)が使い切れず余る、
余ったものを最優先以外の対象者に接種して問題だ、
などと報道されたりしていました。

以前から、医師限定MLではすでに
「輸入ワクチンは大瓶らしい」、
という情報は漏れ聞こえていました。
(このブログでもお伝えしたかもしれません。)
ですから私は驚きはしませんが、やっぱり・がっくし、という感じです。

ワクチン希望者は相当減っています。
国産ワクチンは現在余っています。
副作用の多い輸入ワクチンをあえて希望される国民は、ほとんどいないでしょう。
また、
10人・17人の接種者を一度にそろえることのできる医療機関は もうどこにもないでしょう。
医療機関側は、大瓶については、もう懲りています。
つまり、輸入ワクチンの入荷を希望する医療機関もほとんどないはず。

輸入ワクチンは、日の目を見ることなく ほぼ全量を廃棄することになるかもしれません。

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