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「薬を水でのむ」ワケ (*^_^*)

2010年03月30日  

薬剤師の高橋裕子です。
「お薬をのむ」ことについて
あなたの自然治癒力だけでは治りがよくないと
思われるときに、その助けとして
主治医はお薬を処方(しょほう)します。

飲むのはあなたです。
さあ、コップ一杯の水でのみましたか?
『薬はコップ一杯の水で飲むことできちんと溶けて効く』
そのようにつくられています。
水なしで薬が飲めるのは自慢でもなんでもありません。

知っているかどうかは関係なく、
コップ一杯の水で薬をのまないということは、
薬の効果をあなた自身が減らしている、
あるいは副作用を増やしている。
ということでもあります。

薬剤師はきょうもひとことそえますよ。
「お薬はコップ一杯の水でのみましょう!」

知識のワクチン:正しい知識はあなたとあなたの家族を守ります。

土曜日は縮景園に行きました。
色とりどりの花が咲いていて、とてもきれいです。
広島気象台の開花標準木 ソメイヨシノを見に行く、
という目的がありました。

開花標準木は主と副がありますが、
主は門を入って左手、トイレの横にあります。
あまり目立つ木ではありません。
おー、これが標準木かあ ・・・って、やじうまですね。
ほんのちょっぴりしか咲いていませんでした。
P1120020.JPG
★新型インフルエンザ情報
3月26日の厚生労働省発表データです。
輸入ワクチン在庫は、医療機関に約200万回分、
流通在庫は約1400万回分です。
このうち、流通在庫については国への返品が認められています。

医療機関に対しては、
返品不可であることをあらためて都道府県が広報するよう
記載されています。
3月末時点での医療機関在庫調査をおこなうよう書かれていますが、
とりまとめは4月28日、ですって。

在庫確認なんて、3日もあれば終わります。
28日間もかかるはずがありません。
お役所仕事、とは このことです。
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/hourei/2010/03/dl/info0326-01.pdf

そもそも、返品を認めないのであれば
在庫調査って、何のためにするのでしょうか?
調査のための調査、(お役人の)仕事のための仕事、書類のための書類。
まるで意味ありません。

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