犬の寄生虫が人間に
カープ、打てない外人を4番からはずす、
というのは よいことだと思います。
打てずに負け試合になっても、納得ができるし、選手育成になります。
でも、チャンスでその外人を代打に使う、というのはどうかな。
先発で打てない人は代打でも打てない、と思うけど。
本日のお勉強
成人肺トキソカラ症8例の臨床的検討
日本呼吸器学会雑誌 2010年5月号
奈良県立医科大学 寄生虫学 吉川正英 先生ほか
要点
トキソカラ症というのは、イヌ回虫あるいはネコ回虫の幼虫が
人体に発見される病気です。
イヌやネコの寄生虫が人間の体に入るルートは3つ。
1:イヌやネコの毛に付着している卵を誤嚥
2:砂場などに散布されている虫卵が手指を介して誤嚥
3:虫卵を摂取したウシや鶏の肉の生食
とくに日本では3番のルートが非常に多く、3番のルートは日本の研究者により世界ではじめて報告されたもの。
症状のないことも多く、検診で見つかることが多い。
治療には寄生虫薬アルベンダゾールを使用。
このような状態を、幼虫移行症、と呼びます。
本来人間の体内で生息していない寄生虫の卵が人体内で幼虫となり
生息場所を求め体内をさまよい、
結局は成虫になれずに死滅していく、というものです。
なかには発熱や肝臓腫大などの症状をおこす場合もあります。
眼や神経(脳)に移行すれば、重大な後遺症を残すこともあります。
失明や、てんかん・ケイレンなどです。
これを防止するには、どうすればよいでしょうか?
1番については、ペットの健康状態に注意し、
必要な予防接種、予防・治療薬はきちんと受けること、です。
それから、ペットとチュー、というのはダメな行為です。
もちろんペットをさわった手でそのまま食べ物を持ち口に入れる、
なんていうのもダメです。
これが守れない小さい子供のいる家庭では、ペットを飼うべきではないでしょう。
2番については、ペットの散歩ルールを守ることです。
子供が遊ぶ校庭や公園、とくに砂場にはペットを連れて行ってはいけません。
回虫ですので、イヌやネコが糞をする場所には卵があります。
子供たちには、外で遊んだら必ず手を洗う、という習慣を教え込む必要があります。
3番は、じつは簡単なことです。
肉の生食をやめること。
ウシ、豚、鶏などには、いろいろな病気があります。
生で食べれば、その病気がうつるのは当たり前なのです。
その一つが寄生虫、というわけです。
今回の論文の中には、
家族でウシの生レバーを食べて3人が感染した一家の例も出ていました。
正しい知識を身につけましょう。
知識のワクチン=正しい知識が自分や社会を守ります。
きっこのブログで知り、
いつも食べたいと思っていた「ブラックサンダー」
年商61.3億、有楽製菓株式会社の商品だそうです。
近所のポプラにありました。
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
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