早期緩和ケアが肺癌患者に有効
昨日は、またまた夜間急病センターでの勤務でした。
勤務予定の先生が急に都合が悪くなったそうで、ピンチヒッターです。
日曜日なので患者数は多いだろう、と予想していたのですが
予想に反し、とても少ない状況でした。
最初に市民病院救急外来を受診された方が、
夜間急病センターに行くようすすめられた、
といって受診されていましたので
市民病院は混雑していたのでしょう。
毎日19:30~22:30は、千田町夜間急病センターを御利用ください。
内科と眼科があります。
そごうレストラン街の波奈
広島県産マツタケの天ぷら
今年の収穫があった、という話はまだ聞きませんし、
あまり香りは強くないと思いましたので、冷凍物でしょうかね。
でも、おいしいです。
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
本日のお勉強
ニューイングランドジャーナルに出ました。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1000678
要点
転移のある非小細胞肺癌患者について。
早期に緩和ケアを導入された患者群は、標準ケアの患者群にくらべ
生存期間は長く、QOLがよく、抑うつ症状が少なかった。
生存期間は早期緩和ケア群が長かった(11.6ヵ月vs8.9ヵ月)
ということからも
緩和ケアを早期から受けることのメリットは大きいと言えるでしょう。
緩和ケアを受ける = 癌治療は受けない
ということではありません。
緩和ケアでは、抗がん剤副作用への対応、
放射線治療副作用への対応などもしているのです。
今では癌と診断されたら
癌治療と同時にできるだけ早く緩和ケアも受けるようにしましょう。
癌治療と緩和ケアは、車の両輪のような存在なのです。
緩和ケア医または緩和ケアチームに御相談ください。
癌になったら「緩和ケア」
読みかたは 「かんわけあ」 です。
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