肺癌の最新治療
2010年10月29日 :研修会
カープ、ドラフト1位指名クジをはずしたのは残念でした。
どういう選手が指名になったのか、
各球団の1位指名選手しかテレビでは報道されません。
カープ指名の全選手、本日の新聞のスポーツ欄をじっくり読んでみたいと思っています。
今のカープなら1軍の出番は早いかも。
楽しみですねえ。
昨日は日赤病院で開催された がん診療に関わる地域医療連携研修会 に参加しました。
講師は九州がんセンター副院長 一瀬幸人 先生。
講演は「肺癌を見落とさないための胸部X線読影と最新の肺がん治療」
要点
***
非小細胞肺癌については、
治療のガイドラインが大きく変わってきています。
今では、EGFR遺伝子変異 があれば
ファーストライン(最初の治療)からイレッサ(R)が推奨薬に入ってきました。
タルセバ(R)についてはファーストラインとして使用するエビデンスがまだありません。
若年性肺癌については
EML4-ALK遺伝子融合が認められるケースが約10%あり、
その場合に非常に有効な薬が治験中です。
(フェーズ3、および他社製品のフェーズ1)
***
治療方針の決定アルゴリズムに
遺伝子変異の検査が必須の時代がきています。
EML4-ALK変異の時の治療薬は数年以内に市販されて出てきそうです。
この薬は高齢者でも安全に使用可能なのだそうです。
どういう形で市販されてくるのか、期待したいと思っています。
宮島 三鬼堂の内部。
三鬼さんには、いろいろ奉納されています。
天狗、からす天狗が多いようでした。
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
コメントを残す