ノロウィルス流行中 嘔吐下痢
2010年11月19日 :感染症
千葉県の友人医師からの情報。
千葉あたりでは、ノロウィルスによる嘔吐下痢が流行中。
子どもだけでなく一家全滅状態になるところも多いそうです。
広島でも、安佐地区あたりでは嘔吐下痢が多い、とか。
御用心ください。
ノロウィルスは、
1:アルコール消毒では死なない。
つまり、インフルエンザ用のアルコール消毒ではダメなのです。
逆性せっけんなどでの手洗いが重要です。
2:ウィルス粒子が非常に小さく、「空気感染」する。
嘔吐物が乾燥し、そこから粒子が空気中に舞い上がると
それは立派に感染力があります。
3:下痢が止まっても、長期間 便の中からウィルスが検出されます。
なおった、と油断している人から、他の人に感染していくのです。
長い時は1ヶ月たっても検出されることもあるそうです。
4:非常に感染力が強い。
ほんのわずかなウィルス量でも発病してしまいます。
以上のような特徴がありますから、いったん発症者が出ると、集団感染しやすいのです。
嘔吐物などは塩素系漂白剤などを使用して処理してください。
また、
体力のない高齢者が下痢すると、命取りになります。
高齢者施設では、毎年多くの方が亡くなられています。
下痢した人は、最低2週間、できれば1ヶ月間は病院や施設のお見舞いには行かないでください。
交通科学館から見えるお寺?の紅葉。
こちらはまずまずの紅葉です。
★インフルエンザ情報
福島県で集団発症。
岩瀬病院のインフル感染34人に 福島
msn産経ニュース 2010.11.18 01:38
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/fukushima/101118/fks1011180138000-n1.htm
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