がん診療におけるコミュニケーションスキル
11月25日(木)は、
広島赤十字原爆病院 地域医療連携研修会に出席しました。
特別講演は
がん診療におけるコミュニケーションスキル
講師は、三井記念病院 呼吸器内科 國頭英夫 先生です。
「平成版 白い巨塔」 のなかから、いくつかの場面をピックアップして
そのDVD場面をもとにして
がん病名の告知や再発の説明、積極的治療の断念など
いかに伝えるか、というお話でした。
予後(あとどれくらい生きられる見通しか)を伝えるかどうか、
という問題については、
國頭先生も私の考えと同じように
具体的数値として伝える必要はない、ということでした。
最近は余命3ヶ月とか6ヶ月とか伝えるケースが増えているように思われ、
伝える派は、根拠として
「アメリカでは余命の告知をおこなっている」
というように言っているそうです。
しかし、
國頭先生がアメリカの臨床腫瘍医と話をしたり、
アメリカで使用されているコミュニケーションスキル用の教育ビデオを見ても
「あと1年です」、なんていう言い方はしていない、とのことです。
日本語にはない表現方法ですが
「少ない年数、あるいは多い月数」
というような表現になるようです。
(10ヶ月程度から2-3年程度、という意味です)。
しかし、
國頭先生が、「アメリカはすごいな~」と感心したのは、その後。
アメリカでは癌再発などの厳しい話をしたあとに
医師が笑いを取りにいっているのだそうです。
日本人には、見通しの厳しい話のあとに笑いをとって話を終わる
っていうのは むずかしいですね。
私にはできません。
大阪人なら出来るのでしょうか、なんてことを思いました。
講演の中で國頭先生が紹介された本を、御紹介しておきます。
偽善の医療 里見清一 著。
http://www.amazon.co.jp/%E5%81%BD%E5%96%84%E3%81%AE%E5%8C%BB%E7%99%82-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E9%87%8C%E8%A6%8B-%E6%B8%85%E4%B8%80/dp/4106103060
手作り市 La Vie en rose II
コーヒーストーリー・ニシナ屋さん。
龍馬コーヒーなどを買いました。
他に買ったものは
ペットボトルホルダー、ネックウオーマ、ストラップ、ガムランボールとラピス・手編みレースのネックレス☆など。
★インフルエンザ情報
インフル流行で警報地域、今季初
Yahooニュース 医療介護CBニュース 11月26日(金)13時24分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101126-00000000-cbn-soci
今シーズンはじめて、警報レベル(定点あたり30人以上)が出ました。
北海道 富良野保健所管内です。
広島県では、初の学年閉鎖が出ています。
庄原で集団かぜのため学年閉鎖 /広島
毎日新聞 11月26日(金)16時5分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101126-00000305-mailo-l34
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