全身疾患と眼
本日のお勉強、ストックがたまってきましたので
少しずつアップしていきます。
昨日御紹介した活動量計。
最初のセッティングが必要です。
身長、体重、年齢、性別、歩幅などなど・・・。
右の機種のほうがボタンが大きく操作はしやすい。
ボタンの字も大きく、高齢者向け商品のようです。
年齢を入力しようとしたら、まず 50歳 が表示されましたので。
(そこから上げたり下げたりして合わせます)
寒いので、まだウォーキングはおこなっていません。
今週の花 ストレチア、ワカマツ、ハボタン、ナンテン、コギクなど
★インフルエンザ情報
1月4日の広島市医師会集計では、
一日で64人のインフルエンザ患者が登録されています。
急増しています。
広島市衛生研究所から、年末のインフルエンザは新型であることを確認したと報告されています。
うがい手洗いマスク咳エチケット、よろしくお願いします。
本日のお勉強
特集:全身疾患と眼
感染症と眼
日本医師会雑誌 2010年11月
杏林大学教授 岡田アナベルあやめ 先生
要点
古くからある感染症としては結核と梅毒。
ぶどう膜炎の原因が結核であったものは4.3%であった。
梅毒では眼の所見が1~3期のどこでも生じることがある。
日和見感染症として重要なのはAIDS.
AIDSではサイトメガロウィルス網膜炎などさまざまな眼感染症がある。
HIV感染あるいはAIDS診断時には自覚症状がなくても眼科スクリーニングを受けるべきである。
細菌あるいは真菌感染症で眼内に炎症をおこすこともある。
眼球周囲感染症は入院、点滴による加療が必要である。
総合病院の呼吸器内科は、よく不明熱の患者が紹介受診されます。
熱が出る患者は、肺炎や結核のことが多いからです。
おまけに私はリウマチ・膠原病も専門分野ですので、
かなりの不明熱患者を御紹介いただき診療してきました。
どうしても診断が難しく診断に至るヒントが少ない場合には、
眼科に紹介しておくことは必須です。
これでずいぶん診断の助けになることが多かったものです。
眼科所見で診断がほぼ確定することもあるのです。
全身疾患を診ていく場合、眼科の役割は大きいです。
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