ペインカンファレンス
2011年02月12日 :研修会
広島市中区は、8時20分から雪になりました。
それまでは みぞれ だったのですが。
風も強く、非常に寒いです。
昨日は中国新聞ホールで開催された
JPAP主催 第16回ペインカンファレンスに参加してきました。
第一部 症例報告・パネルディスカッション
座長 本家好文 先生 広島県緩和ケア支援センター長
パネリスト 岡田邦子 広島赤十字・原爆病院
砂田祥司 呉医療センター
武藤 純 広島市民病院
目黒則男 市立豊中病院
第二部 その場でわかる、疼痛ケアのノウハウ
どの症例も、まずは主治医がオピオイドを使用して、
うまくいかないケースに緩和ケアチームが介入をしています。
オピオイドを上手に使用すれば
7-8割の患者に適切な鎮痛効果が得られます。
残り1-3割が緩和ケア医・緩和ケアチームの腕の見せ所。
今回の発表者は、全員病院の勤務医でした。
病院の先生方は、うまくいかないとすぐに点滴や持続皮下注射に
切り替えてはどうだろうか、と考えることがあります。
会場からの質問でも、そんな質問をされる方(勤務医)がおられました。
たしかに入院中ならば手っ取り早い手段ではあるのですが、
在宅では、そんな手技、ほとんど必要となる場面はないのですけどね。
在宅の方にわざわざ入院していただいてまで実施する手段ではないのです。
病院の先生がたに在宅の良さと限界をもっと理解していただく必要があるな、
というのが今回の研修会の感想でした。
私は、
たとえ一人暮らしであっても
最期まで自宅で生活できる・地域で支える環境を作ることを
目標にして努力したいと思っています。
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