栄養食の工場も被災
2011年03月25日 :緩和ケア医のつぶやき
中区はみぞれまじりの雨で、とても寒いです。
被災地はそれこそ非常に寒いと思います。
衣食住のいずれも崩壊している地域では
ふだん健康な成人であっても 体をこわしてしまいます。
子ども、女性とくに妊婦、高齢者・要介護者については
まずはいったん疎開することが必要だと思っています。
広島県の取り組み 中国新聞3月24日
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201103240030.html
テレビのニュース番組を見ている時間が長く
あまり勉強できていません。
日本呼吸器学会は開催日程を2日間に短縮、という
学会からの連絡メールが来ました。
経管栄養などの方に使用されている栄養食の工場も被災し
出荷できないことが明らかにされてきました。
たとえばエンシュアリキッドなど。
代替えとなる食品の調整方法の指導など
栄養士さんの活躍する場面がもうすぐ来ます。
企業にとっては工場を集約したほうが効率はいいのでしょうが、
せめて東日本、西日本と 工場を複数もっておいていただければ
リスクの分散になると思うのですが。
そういうリスク分散をおこなう企業は
雇用面でも貢献するわけですし
税制面で優遇、なんてできないものでしょうか。
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