震災孤児をどうするか
2011年03月27日 :緩和ケア医のつぶやき
今月は、心に残る出会いはお休みさせていただきます。
申し訳ございません。
震災、原発事故で、考えたこと思ったことがたくさんありますので。
これだけの大きな災害なので震災孤児が出ます。
必ず、それも数百人単位で。
その震災孤児をどうすればよいのか、が問題です。
<東日本大震災>「震災孤児」把握進まず 沿岸部に集中
毎日新聞 3月26日(土)15時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110326-00000051-mai-soci
現地に入れる施設があれば良いのでしょうが
地域全体が壊滅しているので、それどころではありません。
学校丸ごと疎開作戦、として他地域に一時疎開したとして
他の子ども達はいずれ現地の仮設住宅などへ帰ることができても
孤児については保護者もおらず、おそらく帰る場所も用意されない。
そうなると
「里親」
という文字が頭に浮かびます。
ちょうど私たちはナナパパ勉強会で
里親などについてのお話を聞いているところでした。
3月26日のナナパパのブログに動きが紹介されています。
http://blog.goo.ne.jp/yuusakata/e/c10ad46afbed2355204aab7f9826549d
里親として手を上げた、
施設として引き受けに手を上げた、
というところに支援をしていかなければ、と思っています。
震災への援助や義援金などというのは今だけの問題、現地だけの問題ではなく
今後数年以上にわたり全国各地で継続的に必要になるのだ、
ということなのですね。
手を上げる、という人がおられるのならば
私どもはそれを支えていこうと思います。
できることを、可能な範囲で。
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