原発事故で観光地も打撃
2011年04月5日 :緩和ケア医のつぶやき
原発から90kmはなれた地域でも
観光客はほぼゼロになってしまった、というニュースです。
まあ、あえて原発事故の方向に行く人は
復興支援部隊と支援ボランティアくらいのものでしょう。
観光地なら他にいくらでもあるわけですから。
90キロ離れても「客はゼロ」=記念館、鍾乳洞、沈む観光地―福島
時事通信 4月4日(月)4時57分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110404-00000006-jij-soci
上関原発予定地から90kmの円を描いてみましょう。
目分量ですが
西は山口市、
南西にいくと大分市、
東方向だと竹原市あたりも範囲になるでしょう。
世界遺産 宮島も原爆ドームも、
観光客ゼロ、という事態も考えられるというわけです。
原発推進派は産業界、経済界の人が多いのですが
原発と観光は両立しない、と考えておかねばなりません。
観光による地域振興を考えるなら上関原発は認めるわけにいきません。
大学最後の夏休み、同じクラスのみんなで福井県の原発近くの民宿に泊まり
海水浴、さざえ取りなどで遊んだことがあります。
目の前には、静かな原発。
あそこでサイレンが鳴ったりドンッと言ったら終わりだな、
何でこんなところに民宿があるのかな、と
とても違和感があったことを思い出しました。
ちなみに
広島市内のホテルでも部屋のキャンセルが目立つそうです。
海外からの予約キャンセルのようです。
中国新聞 4月5日
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201104050019.html
海外向けに、 広島は安全です、心配ありません、
というメッセージ発信は必要かもしれません。
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