永川復活!
カープ、永川が復活しましたね。
2回を6者連続三振。
完璧です、すばらしい!
これで、先発のあと8回永川、9回サファテとつなぐパターンが出来そうです。
あとは7回を任せられる投手が確立すれば。
シュルツじゃダメです。
本日のお勉強は漢方薬のお話
震災の影響で漢方薬の一部が入手困難になっています。
新規患者への漢方薬処方はできない状況にありますので、
漢方を希望される方は6月になってから受診されたほうがいいと思います。
ちょっとお出かけ,という時においしいのは
カップラーメンと暖かいコーヒー。
コンビニのおにぎりがあれば最高。
普通の家庭用カセットコンロでお湯をわかせば
おいしく楽しい昼食です。
本日のお勉強
補中益気湯が繰り返す増悪予防に有用であった慢性下気道感染症の1例
日本呼吸器学会雑誌 2011年3月号
常陸大宮済生会病院内科 中山雅之 先生ほか
要点
気管支拡張症に伴う慢性下気道感染症。
去痰剤、マクロライド少量長期療法を継続しても増悪を繰り返し
喀痰培養で緑膿菌も検出されるようになっていた。
体力低下(虚証)に補中益気湯を開始したところ増悪回数が減少し
菌の検出も認められなくなった。
気管支拡張症というのは、正常な気管支構造が破壊され
痰をうまく体外に排出できなくなる病気です。
細菌が感染してもうまく出せないために、
しばしば気管支炎や肺炎になったりします。
そして抗生物質による治療を繰り返すうちに、
薬に抵抗力のある緑膿菌がいばってくるようになるのです。
緑膿菌を退治するのは容易なことではありません。
なにしろ菌を殺す薬が効かないのですから。
別な方法で試みるか、あきらめて放っておくしかありません。
別な方法として、我々もよく漢方薬を試みることがあります。
肺疾患に効くものとして清肺湯あたりを割と良く使用します。
今回は、免疫力低下・体力低下に対する漢方が効いた、ということです。
病気は自分自身の力で治すもの、ということなんですね。
長く続く咳や痰でお悩みの方は、
ぜひ呼吸器内科で御相談ください。
呼吸器内科医は、わりと漢方をよく使う医師たちだと思いますよ。
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