オドロキの診察方法?!
RCCテレビ イブニングフォー
7月6日(水)15時45分頃からの特集に
緩和ケア医・緩和ケア薬剤師が出演の予定です。ぜひ御覧ください。
平穏死について、いっしょに考えてみませんか?
緩和ケア薬剤師です。
いつも緩和ケア医の訪問診療に同行しています。
定期的に往診することを、訪問診療といいます。
記録をとったり、おうちの方と一緒にお話をしたり(これ、大事です)、
薬のことや、目的とする薬効をお伝えしたり、
医師の説明でわかりにくいところを、わかりやすい言葉で言い換えたり・・・
医師一人で訪問したのでは
対応しきれないことがあるといけませんので、同行しています。
訪問開始の理由はいろいろあります。
体が不自由で通院できなかったり
自宅の構造上、外出できる体力がなかったり、
癌の末期だったり、
病状が思わしくなくて病棟が空くのを自宅で待っておられる、などなど。
実は初回診察時、かなりの御家族の方が驚かれます。
「先生が、おなかを押さえたり首を触ったりして診察してくださった!」
もう、さすがに慣れましたが。
初めて聞いたときには意味がわかりませんでした。
触診が珍しいようです。
「いかがですか?」などと会話でする問診
口の中や皮膚を見る視診
聴診器をあてて聴く聴診
押さえたり触ったりして調べる触診
大きい病院でもされていると思っていたのですが、どうもそうではないようです。
私は、触診は大切だと思っています。
先代院長の父もしていましたし。内科診療では当たり前だと思っています。
問診、視診、聴診、触診。
古くからある診察方法です。
限界はありますが、私は内科らしくて好きです。
これらの診察のあと、必要があれば「検査をしましょう」となります。
「平穏死のすすめ」著者、石飛幸三先生と。
色紙は路上詩人さんに無理いってお願いして書いていただきました。
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