防災・減災
災害は、起こります。
大事なのは、その時に被害が出ないようにすること、です。
どこに、どういう危険性があるのか。
皆が危険性に気づくわけではありません。
気がついた人が発言・発信していくしかない、
というのが私の考えです。
家の周りを、ぐるりと見回してみましょう。
どんな危険性があるのか、考えてみましょう。
土砂災害より、はるかに甚大な被害が生じる災害があります。
南海・東南海といった巨大地震と、それに伴う津波です。
南海トラフ観測データを初公表 1年に最大5・8センチ移動
47news 2015年8月18日
http://www.47news.jp/CN/201508/CN2015081801001781.html
巨大地震は、いつかは来る、近いうちに来る。
私たちの吉島地区や、南区の県病院近くは、浸水すると予想されています。
1階にいる人は溺死・水死するでしょう。
場所によっては2階でも浸水する可能性はあり、水死・溺死。
水に濡れてしまえば、冬なら低体温死・凍死の可能性もあります。
場所によっては3階も安全とは言えないかもしれません。
水没した地区に、助けは当分の間 来ません。
なにしろ全国を襲う巨大災害になりますので
近隣の消防・救助隊は機能しないのです。
水も引かないし、自力脱出は不能、ボートやヘリでないと救助されません。
それまで生き延びる水・食糧の備蓄が必要です。
被害にあった後のことを考えることも必要ですが
みんなで声かけあって安全な場所に避難する、
という仕組みが必要です。
「生き延びるための向こう三軒両隣」。
幸い、地震津波については逃げる時間はあります。
避難先が 学校のグラウンドや体育館ではダメです、そこも水没します。
どこが安全な避難先なのか、ということも
地域で共有しておくことが必要です。
「防災・減災につなげるハザードマップの活かし方」(岩波書店)
という本が出ています。
次に読もうと思って、購入してあります。
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