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病院職員が喫煙すると、どうなるか

2016年10月13日  

カープ、CS先勝、いいですね!
ジョンソン投手が2塁を踏まさない快投とは。
パリーグでは大谷投手がすごいですね。
日本シリーズの初戦はジョンソン・大谷の対決でしょうか。
そのためにはCS勝ち抜かないとね。
今日は野村投手でしょうか。
応援しましょう!

さて、
禁煙治療には健康保険が使えます。
そのためにはいくつか条件があり、
医療機関側の条件の一つは 「敷地内全面禁煙」、です。
もちろん当院も敷地内全面禁煙です。

地域の基幹病院も 敷地内全面禁煙としている所が多いですが
基幹病院の弱みは「大勢の職員がいる」ということ。
喫煙者も一定数はいるでしょうし、中には幹部職員の喫煙者もいる。
その実力者が 全面禁煙に反対し、なかなか病院全体の禁煙がすすまない、
という状況は
おそらくどこの基幹病院でも経験してきたことだと思います。

もし職員が隠れて敷地内で喫煙したらどうなるか?
というニュースです。
禁煙指導の保険適用が出来なくなります。
明らかに基準違反であれば保険適用分を返納する必要が生じます。
ま、4年もさかのぼっての返金は、それは行き過ぎのように思うんですけどね。
なぜなら、
診療報酬を請求する時効は2年と言われています。
ならば
診療報酬を返納する期間も2年でいいのではないか、と思うのです。

禁煙外来病院で喫煙、4年半分の診療報酬返還へ 島根
朝日新聞デジタル2016年10月2日
http://www.asahi.com/articles/ASJB24JDYJB2PTIB00F.html

これは済生会江津総合病院のお話です。
広島県でも判明しております。
福山の寺岡記念病院です。

広島の禁煙外来病院でも職員が喫煙 診療報酬を返還へ
朝日新聞デジタル2016年10月12日
http://www.asahi.com/articles/ASJBD3W01JBDPITB005.html

喫煙したのは新採用の職員か、それとも古参職員か。
記事からはそこまでは読み取れません。
今後、医療機関としては
「非喫煙者しか採用しない」、という状況も 出てくると思われます。
あるいは
雇用契約の中に
敷地内喫煙しないこと、
それに反したら解雇、
それによる損害は個人で弁済、
ということが明記されるかもしれません。

さきの江津総合病院のニュースでは
「禁煙外来以外の診療でも、全面禁煙が保険適用の条件になっているため、返還額を調べている。」
と書かれていますので
額は数十億円を超えるかもしれません。
民間企業、個人病院なら 間違いなく倒産です。

大和ミュージアムで せんべい
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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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