タウンページ
昨日は日本内科学会の「内科学の展望」という講演会に出席してきました。
内科領域におけるウィルス感染症
~ウィルス感染症に対する最新の知識と治療~
朝から夕方近くまでの座学でした。
腰が痛い。
年をとると、
患者さんの診療にさいして
どうしても「自分の経験」と「自分の知識」に頼りがちになります。
最新情報を勉強しておかないと すぐ時代遅れになる。
標準的とは言えない治療を患者に適用してしまうことになりかねない。
これでは患者さんのためにも、自分のためにもなりません。
年をとればとるほど 医師は勉強しなくてはいけないと思うのです。
年をとると、集中して本を読むというのが 次第に難しくなってきます。
そういうときに
耳からも情報がはいってくるというのは とてもありがたい。
「ここがポイントですよ」というのを 示してもらえますので、とてもありがたい。
今回、広島で内科学会の学術講演会がありましたので
そこに参加してきた、というわけです。
大きな学会というのは、会場を設定するのが難しくなっています。
関東では東京・横浜、
関西では京都、大阪、神戸。
だいたいこの5か所しか 学会総会は開催されなくなりました。
ほんの時々 福岡での開催があるかどうか、というところ。
広島駅の北口に、大きな学会を開催できるコンベンションセンターが出来ればいいな、
と思っていたのですが
もう北口の土地利用は全部決まってしまったのでしょうかねえ。
ひとつだけ紹介。
A型肝炎、E型肝炎というのは、口から入ってくるもの、食物、水から感染します。
E型肝炎は珍しい、と思われていましたが
次第に患者数は増えてきて
今年ついにE型肝炎の患者数がA型肝炎数を超えたそうです。
E型肝炎は、豚、いのしし、シカなどの生食が原因となります。
レバーなど肉の生食はやめましょう。
そのほかに どういうわけだか 2枚貝が原因としか思えないケースもあるそうです。
養豚場などの排出物が川や海に流れ込んでいないか?
そうなると
貝の生食もやめましょう、ということになりますね。
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