お勧めのインフルエンザ対策
昨日は、広島市医師会 夜間急病センターで勤務でした。
この数日間、多くの発熱した方が診察を受けておられ
その半分以上はインフルエンザ(A型)です。
毎日10名以上のインフルエンザ陽性者が出ております。
流行のピーク期に入っている、と考えられる状況です。
県内でも、おそらく福山エリアは次週の発表で警報レベルを超えそうで、
「広島県にインフルエンザ警報」、というニュースが流れると思います。
昨夜の診察は、インフル、インフル、胃腸炎、インフル、胃腸炎、インフル・・・
という調子で、
ずっと最後まで途切れることなく診察が続きました。
23時前に終わって帰れたので、まあよし、です。
高校生くらいの年代で
「これはもうインフルでしょう!」という人で
インフル検査陰性、という方が複数おられました。
インフルエンザ以外の何かが流行している可能性もありそうです。
いずれにせよ、予防には手洗い、咳エチケット。
よろしくお願いいたします。
さて、
ふだん健康な若い人は、インフルエンザ時期に 病院やクリニックを受診する必要があるでしょうか?
じつは必要ありません。
水分とって、家で安静にして寝ていればいいのです。
あわてて夜間急病センターを受診する必要はないのです。
現役医師だから語れる、インフル患者が病院に行くことのリスク
MAG2ニュース 2017年1月12日
http://www.mag2.com/p/news/233815
最近では、病院に受診してインフルエンザウイルス迅速抗原検査を受けて、イナビルという1回吸入式の抗インフルエンザ薬を処方してもらう人が増えています。しかしながら、このような受診行動(受療行動といいます)は必ずしも勧められません。その理由について考えてみましょう。
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お勧めのインフルエンザ対策
それでは、若くて健康な人々がインフルエンザにかかったなと思ったらどうするか。それは、自宅で休養してください、ということです。水分と栄養を補給して十分に睡眠を取りましょう。呼吸困難や頻呼吸、意識障害などのときにはもちろん医療機関への受診をお勧めします。
インフルエンザ対策でもっとも重要なことは予防です。毎年のインフルエンザ予防接種は健康な人々も含めてみんなに受けるとよいでしょう。また、流行期にはなるべく人混みを避けて、徹底した手洗いを行うとよいですね。
***一部引用
記事を読んでみてください。
インフルエンザ流行期に、
若くて健康な人が 熱が出たからといって病院や夜間急病センターを受診する無意味さが
よくわかると思います。
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