杖はどちら側の手で持ちますか?
昨日は吉島圏域多職種連携会議でした。
医療、介護、福祉、行政の方たちが集まって
患者さんや御家族を支えていくための勉強と連携づくりをおこなう会です。
吉島圏域の会議は毎回100名をこえる参加者があり
中区で最大規模の参加人数と参加職種の広さを誇ります。
今回は 「自立を助ける福祉用具の活用方法」がテーマでした。
一つだけ例題で御紹介しますと、
脳血管障害で左片麻痺(=左半身の麻痺)が軽度残った高齢者。
あるいは左足の骨折で左足に体重がかけにくい高齢者。
T字杖を使用するとした場合に、右手と左手のどちらで持ちますか?
間違った使い方をしている人は多いです。
答えは
良い側の手で持つ。
この例題の場合ですと、右手で持つ、ということです。
その理由もいろいろありますが、ここでは省略します。
なお、
手の側の理由などにより、
必ずしも全員が右で持たねばならない、
ということではありません。
右手が不自由で、しっかり杖を持てない、という場合などは
左手で持つほうがよい場合もあります。
なお、
T字杖のほかにも4点杖とか、歩行器・歩行車など
いろいろ選択肢はあります。
介護保険が適用される福祉用具も、自費で購入するしかない用具もあります。
重要な視点は
本人の自立を助けることにつながるか、
ということと
本人の希望・思いは何か(それをかなえるためには どうすればいいか)
ということです。
ケアマネージャさんなどに遠慮なく御相談ください。
この視点でもって 支えてくれます。
専門家にもつないでくれますよ。
多職種連携の時代です!
タナカの カープふりかけ
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
広島市のインフルエンザ学級閉鎖は
17日付で10校、18日付で6校 出ています。
広島県のホームページは更新が遅くて全く役に立ちません。
手洗い咳エチケット、よろしくお願いいたします。
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