アルコールで乳がん発症1.75倍
気になるニュースがありましたので、本日のブログ2本目です。
毎日ビールを大ビン1本以上飲む女性は、まったく飲まない女性に比べて、乳がんを1・75倍も発症しやすいことが25日、厚生労働省研究班の調査で分かった。
Yahooニュース 12月25日12時1分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091225-00000498-yom-sci
ネタもと(研究班の発表)はこちら
http://epi.ncc.go.jp/jp/jphc/outcome_entry/alcohol_bc/
アルコールと乳がん発症の関連について、
欧米ではすでに明らかなデータが出ていました。
日本人を対象とした研究ではなかなかはっきりしたデータが少なく
2006年時点では科学的根拠が不十分とされていたものです。
国立がんセンター予防研究部
http://epi.ncc.go.jp/jp/can_prev/outcome10/
5万人を13年間追跡した結果です。
大規模な、すごい研究ですね。
欧米の報告と、ほぼ同じ結論となっています。
なお、ビールが悪い、ということではなく
アルコール量換算でわかりやすくビール大瓶1本と書かれたものです。
アルコール飲料の種類には関係がありません。
ビール大瓶1本のアルコールというのは、
日本酒だと1合に相当します。
ワインの場合はグラスが小さく少なめに注ぐことが多いので
ワイングラス2杯程度に相当(グラスの大きさや入れる量次第ですが)。
そのほかの酒類、ウィスキーや焼酎などについても
アルコール含有率(%表示されています)で量は計算、換算できます。
アルコールは少量にすること、
週1日あるいは2日は休肝日を作ること、
が大切です。
飲み過ぎには注意しましょう。
また、検診は確実に受けましょう。
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