介護施設での死亡 と 判決
昨日の雨はすごかったですね。
往診・訪問診療で 傘をさしていても ずぶ濡れになるほどでした。
これが何時間も降り続いたなら そりゃ災害ひきおこすでしょう、と実感できるほど。
でもね、これくらいの天候でしたら 私たちは患者さんのお宅に行かねばならないんです。
濡れたまま お宅に上がらせていただくのは 申し訳ないですけども。
彗星ですが。
夕方には雨もやみ、夜には市内からも月や北斗七星、木星土星はよく見えたのですが、
彗星のいる場所にはずっと薄い雲が次々と流れてきまして、結局 彗星の尾は見えず。
残念ですが、肉眼・双眼鏡ではもう無理、次の肉眼彗星に期待しましょう。
カープ、
4番、さすがですね!
野村投手に勝利がついて、よかったです。
今日はジョンソン投手です、応援しましょう!
新型コロナですが。
感染者が1日で1000人を超えました。減少する要素が見当たりませんので、もっと増えるでしょう。
大阪、急増ですね。
この勢いだと、東京の患者数を抜いてしまうかもしれないです。
GOTOナンチャラ は、東京だけではなく、東京圏、大阪圏を除外するしかないです。
政府は感染制御の対策としては何もせず静観するのみ、でしょうか。
ア○ノマスク第2弾なんて、「お友達企業」だけを助ける 犯罪行為ではないでしょうかね。
さて、
黒い雨 裁判の判決も重要です。
しかしここでは触れません。
今回は、介護の裁判について。
介護施設でおきた不幸な結果についての裁判が全国で注目されておりました。
「悪い結果になったのは、誰かに責任があるはずだ、罪に問え、損害賠償を要求しろ」
という風潮が定着するようなことになれば
だれも介護施設で働こうとは 思わなくなります。
もともと虚弱な高齢者だから入所されているわけですから、
ほんのささいなことで命を落とすことは ありえるのです、誰が悪いということではなく。
あるいは 誰も何もしていないのに亡くなられる、ということもありえます。
もし介護施設で死亡したら罪に問われる、ということになれば、施設は成立しません。
「御家族が自宅で最期までみてあげてください」ということに なってしまいます。
「あずみの里」逆転無罪・介護現場にゼロリスクを求めた一審判決を是正
Yahoo 江川紹子 ジャーナリスト・神奈川大学特任教授 2020/7/29
https://news.yahoo.co.jp/byline/egawashoko/20200728-00190515/
インターネットではニセ情報・怪情報が飛び交います。
信頼できる人をみつけ、その人の記事をウオッチする、という方法がオススメです。
私は江川紹子さんの記事は 読むに値すると思っておりますよ。
水に溺れるのを 溺水 と言いますよね。
高齢者施設では 入浴時に溺れる、という事故もあります。
しかし
ごくわずかな水であっても、同様のことは生じる可能性があるのです。
スプーン1杯の水であっても、自分の唾液であっても。
こうなると、「誰が悪い」というものではない、ということは おわかりいただけると思います。
dry drowning(乾性溺水) 液体の刺激により反射的に喉頭けいれん、気管支けいれんを起こすもの。肺内に水分は認められない。
広島県医師会
http://www.hiroshima.med.or.jp/pamphlet/178/iii-5.html
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