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入院か退院か、という2択ではなく第3の選択肢

2020年10月17日  

カープ、
宇草選手は、第一打席の打率が非常によいですね。
初回に点を取りますので、そのまま有利に試合を運べばいいと思うんですけど、
投手陣がねえ・・・。
1軍2軍の入れ替えも多くなりました。
残り試合で 2軍選手全員に1軍の試合を体験させますかね?
今日は森下投手です、応援しましょう!

 

さて、
昨日の中国新聞に、「最期の時をすごす場所」についての記事が出ていましたね。
新型コロナの影響で、現在、病院や施設では お見舞い・付き添いに 制限があります。
原則 面会禁止、というところもあります。
某病院の緩和ケア病棟では、近い家族のみ可、友人はダメ。
さらに 「流行地域」から来られた場合は家族でもダメ、という運用なんだそうです。
流行地域、というのは 関東圏のことでしょうかね? それとも海外でしょうか?

 

あなた、あるいは御家族は 何を大切にしたいでしょうか?
体力が弱り不安が強くなる時期に、家族と離れ、一人ですごす日々を選択されますか?
面会も出来ないのでは話が違う、ということで
在宅療養を選択される方も多くなっています。
家族で一緒にすごす時間を大切にしたい、と思うならば 在宅という選択になるのです。
短期の退院で、いずれ再入院するつもりだけれども、
その退院期間中に 家族や知人友人としっかり会っておく、
という選択をされて自宅に退院されてきた方もおられます。
入院か退院か、という2択ではなく、
短期退院を繰り返す、という第3の道を選ばれた、ということですね。
アイデアはいろいろあるものです。
その「短期退院中」の体調をしっかり管理する、というのが当院の役目、という退院です。

 

これに対し、一人暮らしの方の場合には、もっと話が簡単です。
一人で家で暮らす、という決定を とうの昔に決めており、
その決定は最後まで揺らがない、という方が多いのです。
とくに酒・たばこをたしなまれる方にとっては、
病院や施設入所では 酒タバコを取り上げられてしまうことになりますので
「絶対に入院しない、病院に行かない、施設にも行かない」と
こちらが何度聞いても 繰り返し同じ意思表示されることになります。

 

認知症一人暮らしの方の最後の時期も、
やはり 病院に行きますか? という質問には首を横に振る方がほとんどです。
認知症一人暮らしでは、最期まで家で、というのは無理でしょう?
と 市民講演会の質疑応答で聞かれることもよくありますが、
そんなことはないです。
本人の意思を私たち在宅チームは何度も繰り返し確認しますが、
「横から口を出す家族がいない」ので
本人の意思を中心に、最期まで方針がブレないでいけるのです。

 

在宅療養をお考えの場合には
出来るだけ早い段階で在宅チームに御相談ください。
地域包括支援センターやケアマネージャ、訪問看護ステーションなど。
もちろん当院に直接御相談いただいても大丈夫ですよ。

 

いただきものです。
ゲゲゲの鬼太郎 妖怪せんべい。
境港のおみやげですね。

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こころの健康 よろず相談
2020/10/25(日)10時から15:30
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