コロナ自宅療養者の診療
昨日も暑かったですね。
それしか あいさつの言葉はないのか、という状況です。
エアコンを入れ、水分をしっかり飲みましょう。
昨日は、広島県の主催する説明会に参加しました。
Web説明会「Covid-19自宅療養者に対するオンライン診療」
当方は
コロナ自宅療養者に対する往診医療機関に手上げをしております。
オンライン診療をおこなうつもりは 現時点ではありません。
しかし、「コロナ自宅療養者の診療」の全体像、全体の流れを知っておかないと、
往診のみ知っていても それだけでは不十分ですので。
広島も現在はステージ2ですが、来週からステージ3(感染急増期)になることが想定されています。
三密を避け、手洗い・アルコール消毒、マスク着用を 引き続きよろしくお願いいたします。
関東圏では、医療崩壊がはじまっています。
酸素吸入を要する状態の人であっても、すぐには入院先が見つからなくなっています。
入院先探しに一晩かかるようになってきているようです。
東京の感染者3000人超で危機感「入院待機ステーション」が稼働
TBSニュース 2021/7月29日
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4325726.htm
東京都では酸素吸入が必要なほど症状が悪化した中等症の患者でもすぐに入院先が見つからない状況も出ていて、一時的な対応をするための「入院待機ステーション」の運用が本格化しています。
***
関東圏の医療崩壊。
それに根を同じくするであろう状況を見聞きするようになってきました。
関東圏の 基幹病院、とくに大学病院などから 医師が辞め、転職し始めている、ということです。
東京女○医大のように、ボーナスは支給しない(その後 少しだけ支給されたようですが)、給料は減らす、
なんてことを言いだす病院からは 逃げ出すのも当然でしょう。
しかし他の基幹病院からも かなり転職している、あるいは転職の準備にはいっている、ようなのです。
これは、東京近辺の医師求人・求職の状況を見聞きすれば わかります。
コロナ診療に従事する医療者は、
「家族に感染させてはいけない」と
家に何日も帰っていない状況の人もいます。
病院が用意してくれた宿舎に寝泊まりしたり、
自分でホテル代を出してホテルに寝泊まりしたり。
何日も、あるいは何か月も家族に会えない生活、というのは 人間としていかがなものか。
そこまでして 今の職場で働き続けねばならないのか? 命がけで??
というのは 当然の疑問だろうと思います。
そういう環境から去っていく人を引き留めることは 誰にも出来ません。
人生にとって大事なものは何か、というのは 一人ひとり違うものなんですから。
【業務連絡】
当院は 在宅医療あるいは緩和ケアに興味関心のある医師を募集しております。
広島での就職をお考えの医師の方は、ぜひ御連絡ください。
コメントを残す