猟銃で撃たれるということ
昨日は、寒かったですね。
ホカホカカイロ、シートヒーター、必須です。
おまけに視界がかすんでいて。
これはPM2.5 か、さもなくば花粉の飛散でしょうね。
花粉症症状が出ている人が増えています、内服など治療を開始しましょう!
さて、訪問診療医が猟銃で射殺された件について。
我々にとっても他人事ではないので、いろんなニュース、まとめなどを こまめに見ています。
「人間には寿命があり、いつかは死ぬ、ということ」が わからない人が 時々いるんですよ。
現代医学で (自分の親が)死ぬなんて、ありえない、それは医療ミスだろう! なんて。
こういう人たちには、「何を言っても理解されない」、というケースがあります。
私たちにとって 身を守る方法は、
「この家族、ヤバイ」と思えば
なにやかにや理由をつけて、自分の分担を降りる、ということに尽きます。
早い話、在宅でなく病院に投げてしまう、ということになるんですが。
私たちが言ってもダメでも、病院の先生が言えば受け入れる、なんてケースも多いんですよ。
同じ内容を説明しても、病院という「看板」を背負った医師の言う事を信じるのでしょう。
ま、肩書だけで人を判断する人も少なくないですから、これは仕方ないですねー。
今回のケース。
焼香に来い、と言われたならば、やはり断り切れないかもしれないですね。
尊敬できる医師だったそうです、ご冥福をお祈りいたします。
「親にはずっと生きていて欲しい」、というのは 「親孝行からの思い」ならば まだよいです。
親の年金にぶらさがっている人、というのが やっかいなんですよ。
親の年金をあてにして生きている人、というのが 実際に いるんです。
彼らは、「親の幸せ」、「親の思い」などは まったく考えません。
「自分の幸せ」が 最優先となります。
とにかく生きていなければ 収入が途絶えるわけですから、親の意志なんか どうでもよくて、とにかく延命治療を要求します。
「できる限りの医療をお願いします」 と言うんですよ。
「(死んでいく)親の思いなんか、どうでもよいでしょう、残される我々の思いがどうか、なんです」って 言うんですよ。
こんな人たちには、説得はあきらめて 希望に沿って病院に紹介するようにしています。
私が言っても 信じてもらえないかもしれません、記事をお読み下さい。
「寝たきりの親にパラサイト」訪問診療医射殺事件にちらつく”8050問題”家庭の末路
親の年金目当てに延命リクエスト
PRESIDENT Online 2022/1/31
https://president.jp/articles/-/54281
8050問題、というのが指摘されて だいぶたちます。
そのまま10年経過すれば、9060問題、ということになります。
今回の年齢が、まさに9060ですねえ。
それにしても
犯人は生活保護で、猟銃は2丁 持っていたそうです。(報道による。真偽は確認しておりません)
生活保護の人が、生活に必須でない高価な猟銃を持っている、というのは おかしくないですか?
しかも 2丁も持っていた、というのは おかしくないですか?
数年毎に免許更新だそうですが、この数年間 実際に猟あるいはクレー射撃に行ったことが 一度でもあるんでしょうか?
おかしいでしょ!
2丁持っているのもおかしい。
使用する必要や、実績がない人が 所持しているのもおかしい。
生活保護の人が猟銃を持っているのはおかしい。
猟銃は、個人で保管すべきではない物だと思います。
県あるいは市町が預かって保管し、
必要なときに申請して払い出しを受ける、翌日には返納する、という形にすべきではないでしょうか。
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