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早期に緩和ケアを導入すると 寿命は長くなります

2023年06月16日  

カープですが。
17安打とは よく打たれましたねえ。
一時は7-6で 勝っていたんですけどねえ。
今日は床田投手です、応援しましょう!

 

さて、昨日は 日赤病院の緩和ケア研修会に参加しました。
WEB参加です。
講演:よりよいがん疼痛緩和を目指して
講師:帝京大学医学部 緩和医療学講座 有賀悦子先生
要点
苦痛を早く知って対応すると、生存期間が 長くなります。
生存期間中央値 通常外来群 26.0か月 vs 31.2か月。  約5か月 延長。
5年生存率が 高くなります。
通常外来群 33% vs 41%。 約8% 高い。
***

痛みがあると、眠れませんし、食欲も出ません。うつ的にもなります。
痛みをきちんと軽減してあげると 眠れるようになりますし、食欲も出て、元気も出ます。
その結果 寿命も長くなる、と まあこのようにお考えいただいて よいと思います。

 

緩和ケアというのは 「癌末期の 最後の最後に受けるもの」、ではありません。
抗がん剤で治療中の段階であっても 緩和ケアとがん治療の両立で かまいません。
治療と緩和ケアは 車の両輪、と考えましょう。
早い段階で 緩和ケアチームにも 加わってもらいましょう。
在宅の場合には 在宅緩和ケアチームに かかわってもらいましょう。
そのほうが 「いい時間を長く」 すごせますよ。

どこに在宅緩和ケア医がいるのか、わからない、という場合には
ケアマネージャや訪問看護ステーションに相談してみると よいです。
病院に入院中・通院中の方は 病院の相談室に 相談してみてください。
当院に直接 相談されても かまいません。

 

びわの出回る季節です。
長崎の茂木びわが有名ですが、広島にもおいしいびわが あるんです。
古江びわ。
地元応援という意味もこめて、見つけたら買い! です。
おいしいですよ。

風車でパフェのあと、そごう地下で 購入しました。

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