ちゃんと尿が出るかどうか、が問題
カープ、
あれだけ打たれちゃ、そりゃ勝てませんわな。
今日は森投手です、応援しましょう!
住吉神社の祭りは 7月31日・8月1日の2日間でした。
http://www.sumiyoshijinja.net/summer.php
昨日の昼間にも 住吉神社近辺の往診・訪問診療がありましたが
露店が 「しおれている」状態でした。
夜は どうだったんでしょうかねえ?
楽しまれましたか??
昨夜は 広島市医師会 夜間急病センターで勤務でした。
土日とは違って、「発熱外来の予約枠が全部埋まる」、ということでは ありませんでしたが
ほぼ全枠が予約で埋まり、かなりの率でコロナ陽性でした。
コロナ陽性で、いつまで仕事を休めばいいのか?
というのは。
今は国からの指定はありませんで、各会社に 決まり事があると思います。
それぞれ、会社に御相談ください。
なかには 「熱が下がれば すぐ出社」という会社もあるらしいですが
それに対して 私たちは どうこう言えません。
熱中症ですが。
ちょっと気分が悪い、という程度であれば クリニックで対応可能ではありますが。
繰り返す嘔吐、とか 、息苦しい、とか、 けいれん、 とか 高熱、 というと
もうクリニックでは無理です。
入院して 何本も点滴するかもしれない、何日も入院するかもしれないレベルです。
問い合わせがあれば、クリニックで対応できるレベルではない、とお答えして
最初から病院受診をおすすめしています。
なぜか?
脱水になっているだろうから、「腎機能が悪化しているだろうな」とは 思われることでしょう。
血液検査では BUN、 クレアチニン という項目です。
それは その通り。
でも
怖いのは それだけでは ありません。
血液検査してみると CK(あるいはCPK)とか ミオグロビンが上昇している方も おられるのです。
こうした物質は 腎臓に目詰まりをおこして、「あとから 腎不全」を おこしてきます。
「いまは元気そう」に思えても、数日あとになって「透析が必須」となる場合が あるのです。
大丈夫そうだから、と 家に帰しては いけないんですよ。
そんな病態、クリニックで診れるはず ないんです。
入院が必要なんです。
若い人であっても 熱中症で亡くなられることはあります。
高齢者や持病のある方では、亡くなられても 不思議でも何でもないんです。
熱中症にならないように するためには どうすればいいのか?
水分を飲め、と言われるが、どれだけ飲めばいいのか?
ということについて。
当ブログでは何度もお伝えしているように、
「いつもと同じように 尿が出るようにすること」です。
尿が出ない、尿が少ない、尿の色が濃い、というのは 尿が少なくなっている、ということです。
500 ミリリットルのペットボトルを1本のめ、とか 2本飲め とか 言いません。
どれだけ飲んだか、どれだけ飲むか が 重要ではなくて、
どれだけの尿が出るか、が重要なんです。
尿が少ない、というのは 飲む量が少ないということです。
in が 問題ではなくて、 out が問題だ、と 認識しましょう。
私どもは フルマラソンを走ってきました。
給水所ごとに給水していても、マラソン後半は尿は出なくなります。
飲んでも飲んでも 脱水になるんです。
フルマラソンを走り終えて、スポーツドリンクを飲み、ビールを飲み、
それで尿がでて
そこで はじめて
「ああ尿がでた、これで安心」と 思ったものです。
どれだけの量を飲んだか、が問題ではなく、 ちゃんと尿がでるかどうか が 問題なんです。
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