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がんゲノム診療の現状

2025年02月21日  

昨日は、日が当たると 暖かかったですね。
太陽さまさま、です。
アマテラス だったり、 太陽神だったり。
まさに地球の生物にとって 太陽は神ですねえ。
昔の人が 神としてあがめるのも 当たり前のことですねえ。
ありがたいことです。

 

さて、
昨日は、
広島市民病院 2024年度 第5回がんセミナー に参加しました。ZOOMです。
講演1:病理からみたがんゲノム診療の現状
講師1:広島市民病院 病理診断科 主任部長 市村 浩一 先生

講演2:「臨床医からみたゲノム医療の現状と未来」
講師2:広島市民病院 血液内科 部長 西森 久和 先生
要点
遺伝子異常によって がんが発生することが明らかになっている。
遺伝子異常によっては、対応する医薬品・治療法が 存在する場合もある(治験中も含めて)。
すべての遺伝子を検査するわけにはいかないが、現在のところ 可能性のありそうな遺伝子異常について、
考えられるものを一気に全部検査してしまう。
これを「がん遺伝子パネル検査」と呼び、
がんゲノム診療とは つまりは遺伝子検査のことである。
がんの「標準治療」を受け終わった方、というのが 健康保険で遺伝子パネル検査を受けられる条件である。(他にも諸条件あり)
広島市民病院規模の病院であっても この検査を受けられる人は 年間50名程度。
このうち、 治療につながりそうな遺伝子異常が見つかる人は 半分もおらず、
実際の治療につながっていく人は 1割もいない。

「がんゲノム診療」 というと、最先端医療、バラ色の医療のような印象を持つかもしれないが、
「残念ながら あなたに推奨できる治療法はありません」、という非情な結論となることが ほとんどである。
***

現時点では 万人にすすめられる医療・検査とは 言えそうにないです。
将来は、
本来であれば 「がんと診断された時点」で ゲノム検査を受け、最適な薬を導き出す、というのが スジでしょう。

多くの方がこの検査を受けるというと 国の経済はパンクします(非常に高額な検査です)。
検査費用を1ケタ安くしていくブレイクスルーが 必要ですねえ。

 

岩国からの帰りは、ADOA大野 田丸にて夕食。
そのあと 買い物です。
焼き菓子や きいろ のプリン。
チチヤスのあまおう苺ヨーグルト、たんぱく質が15gとれるのむヨーグルト。

ショップのほうの魚屋さんは入れ替わりましたし、
フードコートのお店も 入れ替わりました。
オープン直後の熱は冷めており、客は来ない、という状況です。
ADOA大野は 誰のための施設で、どう運営していくべきなのか。
転換期を迎えておりますね。
少人数のセミナー会場として使用できれば 使うんですけどねー。

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日本尊厳死協会中国地方支部では 2月23日に 尾道市にて市民公開講演会を開催します。
テーマ「人生100年時代の生き方・備え方」
日 程
2月23日(日)午後1時半~3時半 午後1時開場
会 場
しまなみ交流館ホール
講 師
春日 キスヨ 先生。
京都精華大学教授、安田女子大学教授、松山大学人文学部社会学科教授を歴任
著書に
『長寿期リスク「元気高齢者」の未来』(2024年10月刊)
『百まで生きる覚悟–超長寿時代の「身じまい」の作法』(いずれも光文社新書)他
定 員
300人
※参加無料です。
問い合わせは、TEL:0120-211-315
https://songenshi-kyokai.or.jp/chugoku/archives/604

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