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患者も職員も病院にたどりつけない

2025年09月27日  

天気ですが。
昨日はぎりぎりですが30℃になりました。
まだ暑いです。
アイス休憩するか、どうするか、悩むくらい。
まだ30℃ちかくにはなります、用心しましょう。

 

さて、
昨日は 広島市中区 災害時医療研修会に出席してきました。
講演:災害時に役立つ基本知識と最先端技術
講師:広島大学 救急集中治療医学 大下慎一郎 先生
要点
・救急医療と災害医療はちがう。
・災害医療は目の前にいる患者さんだけではなく、目の前にいない患者さんも救う医療
・長期的に地域医療を俯瞰できる人材育成が必要
***

 

能登半島地震などの経験を広島県への生かし方として。

東南海トラフ大地震では、
・患者も職員も病院にたどりつけない(橋げた落下するので市内の東西方向の移動が出来なくなる)
・孤立エリアへのアクセス困難(沿岸・島しょ部地域)
などを挙げられました。

私どもは
「吉島圏域は、橋が落下するので孤立する」、と想定をしてきました。
大下先生も 同じことを指摘されました。
そうです、橋が落ちて通行できなくなり、地域が孤立する、というのは 「想定内の被害」なのです。
「想定外」では ありませんよ。

 

 

同じく昨日。
東南海トラフ巨大地震についての確率計算方法が変更になりました。

南海トラフ巨大地震 30年以内発生確率 2つの確率を新たに算出
NHK 2025年9月26日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250926/k10014932871000.html

今後30年以内に「80%程度」としていた南海トラフ巨大地震の発生確率について、政府の地震調査委員会は、新たな研究などを踏まえ「60%から90%程度以上」と「20%から50%」の2つの確率を新たに算出しました。
***

ざっとタイトルを見ただけでは わかりにくいと思います。
ぜひ記事をお読みください。
できれば新聞社の記事などもあわせ 2-3つの情報を読むほうがよいと思います。
この変更は、けっして「危険性がさがった」、「危機が遠のいた」と言っているわけではありません。

 

今週の花

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市民公開講演会のお知らせです。
松江市公開講演会
講師:
信友直子さん(映画監督。ぼけますから よろしくお願いします。ほか)
テーマ
「人生会議、やってみん?」
日 時
2025年10月13日(月・祝) 13:00〜15:00
会 場
島根県民会館 大会議室
定 員
180名(無料・予約不要)
https://songenshi-kyokai.or.jp/chugoku/archives/643

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