進行期パーキンソン病の薬物療法
2025年10月31日 :今週の花
少し涼しくなってきましたね。
本日は雨で、気温は16℃までしか上がらない予報です。
週末は20℃程度、秋ですね。
次のサンフレの試合は、11月1日、カップ戦決勝です。
楽しみですね!
昨日は 講演会に出席してきました、会場参加です。
講演:進行期パーキンソン病の薬物療法
~テーラーメイド治療の実際~
講師:福岡大学脳神経内科学 馬場康彦 教授
要点
パーキンソン病と診断がついたら、早い段階でL-DOPAを使用して よい状態に持ち込んだほうが 長期的にもよい。
副作用をおそれて 少量ずつ開始するのではなく、 もちろん過量はいけないが しっかりした量を使用したほうがよい。
とくに高齢者では1:10製剤ではなく、1:4製剤を使用している。
薬物に反応するハネムーン期は 3~5年と言われている。
若い人や、コントロールできている人の場合には 1:10製剤にきりかえたほうが
ハネムーン期が長くなる可能性、副作用(ジスキネジア)発現が遅くなることが期待できるかもしれない。
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そのほか、いろいろ。
薬物代謝に根拠をおいての説明で、 非常に論理的で 私にはわかりやすかったです。
私どもはパーキンソン病の方もたくさん担当しておりまして、
今回の講演が参考になるケースも出てくるだろうと思います。


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