心に残る出会い60 退院時カンファレンスに本人が出席したIさん
カープ、2位浮上、いいですね!
ワンチャンスを生かしての勝利でしたね。
相手を3安打におさえたヒース投手、
直球に力があるそうなので楽しみですね。
先発投手が1枚増えたので戸田投手をリリーフに回せたのが
ヒース加入の一番大きなメリットかもしれません。
リリーフ陣はそろって無安打に抑えきっています、すばらしい!
4番外人さんは昨日も4打席・無安打・2三振です。
2軍落ちでよろしい。
今日の先発はバリントン。
今日も勝って、9月はじめの巨人3連戦で「首位奪還」
という戦いにしたいですね。
応援しましょう!!
さて、毎月最終日曜日は心に残る出会いです。
Iさんは84歳。
膀胱癌が肝臓やリンパ節に転移し
体のあちこちに痛みが出てきていました。
入院治療で痛みが落ち着いたので
家に帰れるのは今しかない、ということで
急きょ退院前カンファレンスが開催されることになりました。
そのカンファレンスで私たちのはじめての出会いです。
御本人が車いすでカンファレンスに参加され、しっかりと 退院希望を表明されました。
本人が退院前カンファレンスに出席されることも多くなっています。
今後の見込み、予想される事態などについて、
本人にも隠すことなく伝えられ
Iさんの御希望に沿って在宅チームの予定が立てられました。
痛みはオピオイドの貼り薬で何とかコントロール出来ていましたが
便秘の副作用が出ていました。
また食欲不振があり、
食欲増進のために投与されたステロイド薬で糖尿病が悪化していました。
そのため糖尿病薬も出ており、
痛み・便秘・食事量などの管理が必要なことがわかりました。
訪問診療、訪問看護の予定を打ち合わせして
さっそく翌日退院、御自宅への訪問診療開始です。
御自宅に行ってみると
薬の管理は昔から自分でされていたようで
昔の薬もカゴのなかにたくさんありました。
どれが現在の薬か、わからなくなってはいけないので
古い薬は思い切って全部処分です。
訪問薬局の薬剤師にお願いして、薬は一包化して
お薬カレンダーを利用することで
薬を飲み間違えないようにしてもらいました。
(それでも時々、昔の痛み止めが出てきたので飲んだ、
なんていうこともありました。)
その後、ときどき突発的に痛みが悪化したり
急に食欲が落ちたりすることがあり、
何度か往診もおこないました。
水分も飲めなくなることがあり
その時は点滴すれば少し楽になることもありました。
なぜだか急に耳が聞こえにくくなることがあり
耳鼻科医師の往診をお願いしたこともありました。
こうしてみんなでIさんを支えていきます。
急速に衰弱はすすみました。
ほとんど食べたり飲んだり、体を動かすことも出来なくなりました。
身の回りの世話をしている奥さんにも疲れが目立つようになりました。
その様子をみて、御本人が、また入院したい、と意思表示されましたので
元の病院に連絡し、再入院となりました。
Iさんは、その2週間後に亡くなられました。
家ですごせた時間は3週間足らずでした。
Iさん、家で少しでもすごせて よかったですね。
私たちもこうした経験を積み重ねて
今日退院したい、
明日帰りたい、
という御希望にも対応できる力をつけてきていますよ。
最近飲んだビール
プレミアムモルツの黒
ふだん自分ではビールは買いません。
お中元でいろいろな種類の詰め合わせをいただくことがあります。
こんなのもあるんですね。
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。