「元気で長生き」できるかどうか の 指標
昨日も暑かったですね。
本日夜から傘マークが出ました。
蒸し暑いかもしれません、用心しましょう。
送風やドライでエアコンを動かす、ということも 考えましょう。
体が暑さに慣れるまでの期間、というのが 熱中症になりやすいのです。
物価も上がるし、電気代を節約したい気持ちになりますが、
健康を損ねたら 元も子もないですし、高くつきますよ。
カープですが。
大瀬良投手、もう少し粘って欲しかったですね。
ホームラン打たれた球は 高すぎでしたね。
なぜ高めを要求したかな?
打線は なんでコロコロ1番を替えますかね?
調子を落としているのは末包選手、モンテロ選手です。
この二人をどうするか、ということのほうが 問題です。
末包選手は まだ四球を選び出塁しますのでいいですが(安打と同じこと)、
モンテロ選手は 交流戦にそなえ 休ませた方がいいのでは。
そして、調整して、交流戦の秘密兵器になってもらいましょう。
1塁手は変わりはいると思います(プリンスではない)。
さて、
先週金曜日ですが、
広島市中区医師会 認知症研修会に出席してきました。現地参加です。
講演1:糖尿病と認知症。そこにアンメットニーズはあるか?
講師1:広島赤十字・原爆病院 内分泌・代謝内科 亀井望 先生
講演2:MCI・早期認知症の診療を考える~診診連携・地域連携を含めて~
講師2:ふないり脳クリニック 村上智子 先生
要点:(私が個人的に興味のある点をまとめたものです)
かつては、「糖尿病患者は寿命が10年短い」とされていた。
いい治療法・治療薬がない、ということもありました。
ところが 再検討されてみると、さすがに「10年短い」、ということはない。
若くして糖尿病になった方は 確かに寿命は短い。
しかし きちんと治療を受ければ 寿命は差があるとしても せいぜい2年以内くらいのものである。
では、
糖尿病の治療効果を 寿命だけで決めていいのか?
という問題。
寿命が多少 延びるとしても、たとえば脳梗塞で寝たきり・半身不随で寿命が延びるのでは
QOLは著しく障害されるでしょう。
認知症になって寿命が延びても 充実した人生とは言えなくなるかもしれない。
「元気で長生き」できるかどうか、が問われるのです。
この1つの指標として、DALYというのが 提唱されました。
DALY(障害調整生存年)とは、早死にすることによって失われた年数(YLL)と、障害によって失われた年数(YLD)を合計したもので、疾病負荷を総合的に評価するための指標です。YLLは、平均寿命との差として算出し、YLDは障害の重症度と期間を考慮して算出します。
***
ここでChatGPTに発問してみました。
日本人の糖尿病とDALY
回答:一部抜粋です
日本における糖尿病のDALYへの影響
◉ 最新データ(2020年以降の傾向)
以下は、日本人における糖尿病のDALY負荷に関するポイントです:
日本では糖尿病は主要なDALY原因の上位に位置しています(心血管疾患や認知症などと並ぶ)。
特に高齢男性において糖尿病によるDALYが高く、80歳以上の層で急増。
糖尿病によるDALYの大半は、YLD(障害として生きる期間)が占める。つまり、死亡よりも合併症による生活の質の低下が主な要因。
***以下、略
糖尿病は さまざまな合併症が生じることは よく知られてきていると思います。
寿命が長くなれば、糖尿病の罹病期間が長くなるわけで、
合併症が生じる可能性は高くなり、その期間も長くなる、というのは 当然です。
早い段階から きちんと糖尿病コントロールを受け、合併症が生じにくくするべきでしょう。
高齢者では、低血糖の害が よく知られています。
あまり厳しいコントロールはしなくてよい、ということになっています。
しかし
高血糖が続くと、認知症が進行する、ということも よく経験されることのようで、
血糖を下げたら また元に少し戻ることもあるようです。
糖尿病患者さんの中には、どうしてもインスリン補充(=インスリン注射)を要する人も出てくる。
その時には クリニック・在宅で導入しても 手技習得に問題がある場合がある。
そういう時には 日赤をぜひ御活用してください、指導します。
ということでした。
週1回ですむインスリン注射もでています。
それなら 週1回、訪問医師・訪問看護あるいは介護施設で打つ、というのは 実現可能でしょう。
写真をださないうちに、吉島公園のタイサンボク、満開をすぎてしまいました。
土手のタチアオイ。盛りになってきています。
夏ですねー。
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