「口から食べられない=寿命」変わる死生観
昨日は雨がすごかったですね。
往診・訪問診療の時間帯は降ったりやんだりでしたが
雨の日の往診はつらいものです。
昨夜は診療終了後にレセプトの作成と提出をおこないました。
今月は、4月からの診療報酬改定をひかえて
講習会・説明会がたくさんあります。
ランニングする時間がとれないのが悩みです。
さて、AERAdot に死生観にかかわる記事が出ています。
「口から食べられない=寿命」変わる死生観で「自然死」急増の予兆
AERAdot 2018年3月5日
https://dot.asahi.com/wa/2018030100063.html?page=1
「自然死」、「平穏死」、「尊厳死」は
現在では ほぼ同じ意味でつかわれていると考えてよいと思います。
自然に、ということであれば
病院ではなく自宅が中心、在宅医療が中心、ということになります。
なにしろ入院治療というのは「不自然」の代表のようなものですから。
「自然に」といっても
何もしない、ということではありません。
痛みや苦しみをとってあげるための治療は全力でおこないます。
それは「緩和ケア」と呼ばれるもので、自宅でも施設でも緩和ケアを受けることができます。
「在宅緩和ケア」は、誰でも受けることが可能です。
できるだけ住み慣れた環境で、とお考えの方は
早めに在宅チームに御相談ください。
最期の最期に往診してくれる医師を早めに見つけておくことがポイントです。
「往診はしません」とか
「(自宅での)看取りはしません」という医師では
自然死をかなえることは出来ませんよ。
具体的にどうすればいいのか、わからない、という方は
当院あるいは地域包括支援センターに御相談ください。
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