お兄ちゃんとジャムくん
2010年05月2日 :緩和ケア医のつぶやき
ジャムくん、立てなくなりました。
これまでは支えていたら立ってトイレもしていたのですが、
支えて立つこともできなくなりました。
金曜日、大学の授業を終えてお兄ちゃんが飛んで帰ってくれました。
もともとジャムくんは、お兄ちゃんのことを考えて
我が家で飼うことを決めたのです。
小学校2年生の頃、お兄ちゃんは生き物が怖くて怖くて。
子犬や子猫などを見ても、 「かわいい!」 ではなく 「こわい!」。
手を出してなでる、どころか
子犬や子猫を見ても逃げ出すような
後ずさりして親の後ろに隠れてしまうような状態だったのです。
犬猫だけでなく、他の生き物全般をこわがっていました。
これではいけないな、ということで
犬を飼うことにしました。
見に行ったペットショップで、かわいいシェルティくんに出会い、即決。
シェットランドシープドッグは、名前のように牧羊犬(ぼくようけん)です。
我が家では、ぼくようけん というのは 僕用犬 という意味です。
お兄ちゃんは、僕のための犬 と思い、
かわいがってくれました。
名前(ジャム)もお兄ちゃんが名付けました。
それ以来、お兄ちゃんは小動物をみて こわい と言うことはなくなり
かわいい と言えるように成長してくれました。
お兄ちゃんが帰ってきて、
ジャムくんは大喜びしました。
これまでは玄関のほうで音がすると
誰が帰ってくるのかな、と かなり気にしていたのですが、
お兄ちゃんが帰ったら安心して、それがなくなりました。
お兄ちゃんが帰るのをずっと待っていたのでしょう。
お兄ちゃんとジャムくん、
いっしょに寝ています。
ジャムくんが目をあければ、そこにはお兄ちゃんがいます。
安心して眠るジャムくん。
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