がんばって と ありがとう
みんなで同じお題シリーズ
10月のお題は
『大切にしていること』
10月13日(日)にお願いします。
投稿されたらコメントしていただけるとたすかります。
どうかよろしくお願いします。
さて、
一昨日の前田引退試合で思ったこと、続き。
小学生くらいの子が、
前田がんばれ、と書いた手書きプラカードを掲げて
応援していました。
打席に入った時や、守備位置についている時には
がんばれ、
で いいのです。
きっとこの子も、これまで何度も「前田がんばれ!」と
叫んでスタジアムで応援してきたことでしょう。
でも引退の時には がんばれ は違いますね。
(いやいや、これから野球評論家やコーチ監督としてガンバレ
というなら それもありなのかな。)
引退する時には自然と
ありがとう!!
と言う言葉が出てきますよね。
実は、人の最期の場面と同じなんですよ。
そう思って小学生のプラカードを見ていました。
癌の終末期で 虫の息になっていて
誰がどうみてもあと数分、数十分以内に最期を迎える局面を
思い浮べてください。
昔なら、
病院の個室のベッドで
心電図のモニター画面がピッピッという音をたて、
心拍数が少ないというアラーム音が鳴るのを
看護師がそのたびに消音ボタンを押して消しています。
遠くから帰ってきた娘さんが、耳元に近寄ってこう言うのです。
「おとうさん、がんばって!」
でも、
もう十分がんばったのです。
これ以上がんばる余地もないほどがんばって、
そうしてお別れの時が近づいてきているのです。
ここで 亡くなられつつある人にかける言葉は
「がんばって」
ではなく
「ありがとう」
だと思うのですよ。
手を握って、
「おとうさん、ありがとう、
これまで本当にありがとう」、
と言ってあげて欲しいのです。
私はそう思っています。
今なら、
病院のベッドではなく住み慣れた自宅で
最期を迎えることも出来ます。
ようやくそういう時代になってきました。
病院ベッドでモニターの数字が減るのを見ながら
がんばって!
と言うのではなくて
いつもの環境のなかで
これまでありがとう!
と 手を握って言ってあげてください。
そして思い切り泣きましょう。
マツダスタジアム バックスクリーンのkoi court。
前田プロデュースメニューも今季限りで終わりだそうです。
うーん、全種類食べたかったな。
日本シリーズが広島開催になることを願いましょう。
前田プロデュースのフレンチパフェ
★新型インフルエンザ情報
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