がん患者の心のケア
2015年01月23日 :研修会
昨日は県立広島病院 がん医療従事者研修会に参加してきました。
講演:がん患者の心のケア
講師:広島大学 岡村仁 教授
要点
今は癌患者に情報開示がおこなわれるようになっているが、
そのほとんどは 悪い知らせ である。
悪い知らせに対する心の反応のパターンは知られている。
多いのは適応障害、うつ病、せん妄である。
うつ病を見逃さないためには、
「気分はいかがですか?」という質問を
どこかの段階で尋ねておくのが一番である。
がん医療における基盤は思いやりの心であり、
コミュニケーションマナーと聴くスキルが重要である。
感情に対応するにはEVEという手法が参考になる。
思いやり+EVEによるコミュニケーション。
コミュニケーション能力を上げるには模擬演習も有用である。
がんで不安なあなたへ~心のケアの道しるべ~、
という書籍も出版されている。
(著者 岡村仁 教授)
***
今回のレクチャーそのものではないですが
同じ先生のスライドは以下にアップされていました。
http://www.japanpt.or.jp/00_jptahp/wp-content/uploads/2013/10/Special_Lecture_okamura.pdf
書籍については、患者・家族向けに書かれた本だそうです。
アマゾンに出ていることは確認しました。
興味のある方はぜひお読みください。
天光堂 広島れもんを使用した菓子がいろいろ開発されています
★インフルエンザ情報
21日付、広島市では新たに7校で学級閉鎖が出ています。
手洗いマスク咳エチケット、よろしくお願いいたします。
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