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くも膜下出血を防ぐには

2010年04月8日  

巨人のコーチ、というよりも
我々カープファンにとっては 「カープの木村拓也さん」、
37歳とは、残念なことです。

くも膜下出血は、死亡率も高く、非常に重篤になりやすい病気です。
出血が大量であれば、短期間で死亡されることもあります。
再出血や脳梗塞をおこすこともあり、非常にやっかいです。
また、一命をとりとめても重い後遺障害が残ることも多いです。
いったん出血がおこれば、もとどおりの回復は非常に困難な病気なのです。

そこで、
予防が大変重要になります。
私が書いても信頼性に乏しいでしょうから、
千葉大学大学院 公衆衛生学 の予防法HPを御紹介します。
http://www.genome-sci.jp/kumomaku/prevention/index1.html

くも膜下出血は脳血管の動脈瘤が破裂して生じることが多いです。
しかし脳動脈瘤があっても、破裂するまでは何の症状もないことがふつうです。
自覚症状では、動脈瘤の有無はわかりません。
ですから、
中高年の方は一度は脳検査(脳MRI検査)を受けておくことをおすすめします。
かかりつけ医に御相談ください。
かかりつけ医がいない場合には脳ドックを受けるとよいでしょう。
脳検査で脳動脈瘤が見つかれば、事前に予防手段を講じることができる
かもしれません。
(脳動脈瘤の全員に予防手段がおこなわれるわけではありませんが
日常生活で注意する点など きめ細かい指導は受けられるでしょう。)

日常生活の注意としては
・血圧を低くコントロールすること。
・適量を超えるアルコールは控えること。
・タバコはやめること。
とくに、
高血圧の人はしっかり治療を受け、
ふだんから血圧を良好な水準に下げて保っておくことが大切です。

くも膜下出血をおこした場合、
典型的な症状として 「これまで経験したことのない激しい頭痛」
が みられることがあります。
バットで殴られたような頭痛、という表現をされることもあります。
こうした時は、がまんせず、早めに脳検査ができる病院を受診して検査を受けて下さい。
(ただし、全員が激しい頭痛を感じるわけではありません。)

みなさん、
病気を予防しましょう、
検診を受けましょう。

ジャムくんはヘロヘロですが、それでも散歩に出ると喜びます。
いつものオシッコポイント2つ目まではしっぽを振って歩いていきますが、
そこから後はしんどくて立ち止まってしまいます。
こんな状態でもやっぱり外が大好きなんですねえ。
立ち止まっているジャムくん。
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