せめて点滴でも・・・、は 本人を苦しめることになる
昨日は、日が当たると往診車内はまあまあ暖かかったです。
今週は日曜が傘マークです。
そこあたりから 季節外れの異常高温になる予報です。
20℃近くになるみたいですよ、12月下旬なのに。
カゼひかないようにしましょう。
インフルエンザですが。
15日付の学級閉鎖は30校、もちろん学年閉鎖もあります。
2つの学年が閉鎖になっている学校もあります。
16日付の学級閉鎖情報は出ていないので なんとも言えませんが、
大流行は継続中といってよいと思います。
用心しましょう。
サンフレですが。
ACLE 第7戦の チケット販売情報が発表されました。
新監督は 合流するんでしょうかね?
新監督が来るのであれば 見に行ってもいいかも、です。
さて、
自ら飲食をやめてしまう「自発的飲食中止」の3回目、これで最後です。
「医師による強制的安楽死」よりも 自発的飲食中止のほうが 苦痛が少なく死を迎える、という論文を 昨日はお伝えしました。
「安楽死」よりも、「絶飲食」のほうが 安らかに逝ける。
これを適用すべき場面があります。
高齢者が衰弱して 食べることも出来なくなってきた場面。
寿命と考えられる状態ですね。
そういう時、私たちは 点滴も強制栄養もおこないません。
なにも不自然なことをしないほうが 結局は安らかだ、ということを 経験で知っているため、です。
軽い脱水気味で経過したほうが 本人が楽です、と説明することも よくあります。
この話は いくらでも出てきます。
真面目に看取りに取り組んでいる医師の著書やブログ等では よく見かける内容です。
みなさん、同じ感想を持っています。
しかし
ご家族は
「食べられない/食べていないのですから せめて点滴でも」と 言われる方が非常に多いです。
点滴の栄養はポカリ1本飲むのと変わりませんから、寿命は延びません。
点滴は水分補給の役割のみです。
もし脱水状態なら 少し楽になることもありえるかも。
ということで
「じゃあ3日間だけ 点滴してみますか。それで効果なければやめましょう。」
という妥協をおこなうことも まあまああります。
点滴しても元気にはならなかった、ということを ご家族に納得していただく必要がある場面もあるのです。
ご家族に悔いが残ってもいけません。
点滴してもダメだったか・・・、と 現実を受け入れていただくのも大事です。
今回の論文、
「安楽死」よりも、「絶飲食」のほうが 安らかに逝ける
ということであれば
「点滴すると 本人が苦しむ可能性がありますよ。絶飲食なら安楽死よりも楽です」と言えることになります。
実際に 最期が近い場面で、
「点滴はムダだからしない、ということではありません。
点滴をおこなわないのが最善だから おこなわないのです。」
と ご家族に説明する医師も おられるようです。
そこまで言い切れるのはすごいなあ・・・、と 思っておりましたが、
このように世界最高峰の医学雑誌に出ている、となれば その説明に根拠があるということになりますね。
最期は自然に。 不自然なことはしない。
これが一番 楽にすごせる方法です。
自然死、平穏死と呼ばれます。
広甘藍(ひろかんらん)の料理です。
広甘藍 の かき揚げ。
広甘藍に添付されていたレシピに載っている調理法です。
甘くておいしいですね!
我が家では 小麦粉、米粉、2種類のかき揚げが 並ぶことになります。

広甘藍の トンペイ?(名称としてはトンペイでいいと思うんですが)。
ネギであれば「ネギ焼き」というところですが、広甘藍で作れば 何と呼べばいいのか・・・。
やはり小麦粉で作る物と、米粉で作る物の2種類が並びます。
かつおぶしを振りかけて、オタフクお好みソースで食べると 最高です。

写真はありませんが、広甘藍でおいしいと思うのは ポトフ。抜群だと思います。
にんじん、じゃがいも、玉ねぎ、 これに 広甘藍 + ソーセージかハム。
具在はざっくりと大きく切って、大きめの鍋で煮ます。
洋風料理ですが、コンソメ等は使わず、昆布だしをほんの少しだけ入れて まず人参・じゃがいもを煮ます。
にんじん、じゃがいもが柔らかくなったら ソーセージ・玉ねぎ・広甘藍を入れて、もう少し煮ます。
これで完成。
我が家では シャウエッセンが定番。
塩味は ソーセージから出ますので、塩コショウは使わず。 味を調えなくてもおいしいです。
あるいは
お歳暮でハムをいただいたなら ハムを使用することもあります。
カブが入手できたなら カブを入れることもあります。 冬のおいしい鍋料理です。
地域セミナー in 岩国市・2026年1月17日(土)のお知らせです。
岩国近辺にお知り合いのおられるかたは、ぜひ告知をよろしくお願いいたします。
岩国近辺の在宅医療の状況など ご質問があれば 岩国市の原田先生がお答えくださいます。
日 時
2026年1月17日(土)午後2時~3時半(開場1時半)
会 場
社会福祉法人錦福祉会地域交流センター
山口県岩国市麻里布町3-5-30
介護老人施設ヴィータ1階 玄関隣り
講 師
高橋浩一(医療法人和平会折口医院院長、尊厳死協会中国地方支部長)
原田唯成(医療法人新生会いしいケア・クリニック院長、尊厳死協会受容協力医師)
テーマ
「最期は自宅で、を実現する方法。人生会議のススメ」
岩国近辺の在宅診療の情報については、原田先生が質問にお答えくださいます。
定 員
15人(無料、要予約)
申し込みは電話またはメールで。(ホームページからも申し込み出来ます)
0120-211-315
https://songenshi-kyokai.or.jp/chugoku/archives/659

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