ほとんどがインフル、Bのほうが多い状況
昨日も寒かったですね。
雪がちらついたり、みぞれだったり。
昨夜は広島市医師会夜間急病センターで勤務でした。
さすがに患者数は多く、そのほとんどは高熱患者でした。
インフルエンザがほとんどで、
このところ連日10名程度 インフルエンザ陽性が出ております。
昨夜はB型のほうが多かったです、
AよりもBが多い、という状況はなかなか多くはないです。
家族で何人もインフル患者が出て、その後 自分も高熱が出てきました、
という方の場合には
状況と診察所見とで インフル検査は省略してインフルと診断し処方をおこないます。
ちょっと前までは インフル迅速検査キットなんてなかったのですから
多くの医師は検査なしでインフルエンザの診断をつけていたのです。
状況が十分に疑わしければ(=事前確率が高ければ)検査する意味はほとんどありません。
インフルエンザだけではなく、中に嘔吐下痢の患者さんもいます。
感染性胃腸炎も警報が出ております。
ノロの場合には嘔吐物などの消毒方法が異なりますので
ひと手間かかりますが、
そのひと手間を惜しまないように よろしくお願いいたします。
夜間急病センターではノロの検査は出来ません。
(平日の昼間に病院やクリニックを受診されれば検査は出せます。
あるいは日曜営業の内科クリニックも最近はありますので
通常診療の時間帯であれば 検査に出せるかもしれません。)
検査できない以上、「最悪の事態を想定して対応する」というのが
リスク管理の基本となります。
嘔吐下痢の方は、「自分は・家族は ノロ感染症」とみなして
対応をとってください。
水分が摂れれば 基本的にはあわてることはありません。
水分も摂れない、脱水状態、となった場合には入院が必要な場合も出てきますが
入院先に個室が確保できなければ 入院は出来ないことになります。
また、せっかく入院して点滴がはじまったとしても
認知症でチューブを引っこ抜いたりするようでは
入院の意味は全くない、ということになってしまいます。
入院しても意味なかった、と ならないためには 入院しないこと。とも言えますね。
私が選んだマドモアゼルのケーキ
洋梨のケーキ
私は洋梨大好きで、
洋梨ケーキ、洋梨タルトを見つけると、それを選んでしまいます。
おいしーい!
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