もし広島で新型インフル患者発生したら
横浜や名古屋で疑い患者でましたが、いずれも新型インフルは否定されました。
予測の範囲内での動きです。
今は、新型インフルの 国外発生期 です。
国内に入ってこないように、水際作戦をやっているところです。
しかし、国内に入ってくる可能性は高い。
もし国内で、広島で患者が発生したら、どうなるでしょうか?
回答はここにあります。
新型インフルエンザ対策行動計画 H21年2月改訂版
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/kettei/090217keikaku.pdf
広島で患者が発生すれば、まずは人が集まることを避けねばなりません。
インフルエンザは、ヒトからヒトにうつる病気だからです。
まず学校が閉鎖されます。保育所も閉鎖されるでしょう。
そうなると、
子どもだけで留守番させることはできませんから、
誰か保護者が面倒みることになります。
共働き家庭では、どちらかが勤務を休まざるをえません。
常勤だろうがパートだろうが、大勢が休めば会社機能は大きく低下します。
したがって、社会機能維持に関わる部分だけを残して
会社の活動は制限するように、ということにするしかない。
つまり、
患者さんや家族だけが大変なのではなく、
いろいろな会社が閉鎖あるいは維持モードになっていくわけで
市民に多大な影響がでます。
食品製造や運送はしばらく維持できるでしょうが、
パートが休めば販売業が従来と同様に維持できるかどうか は疑問です。
同じように、病院で看護師がおおぜい休むようだと
病院機能も低下するので診療制限せざるをえないでしょう。
病棟を一部閉鎖し、現在入院中の患者さんには退院勧告が出ることになるかもしれません。
入院が必要な状態でも、どこの病院にも空きがない ということになるかもしれません。
今の新型インフルH1N1は、現状ではそう恐れることはありません。
やはり本命は鳥インフルH5N1だと思います。
今は「本番さながらの予行演習」のようなものです。
広島県の電話相談窓口は082-228-2154
広島市の電話相談窓口は082-504-2622 です。
最新情報に注意しておきましょう。
正しい知識を身につけましょう。
知識のワクチン=正しい知識が自分や社会を守ります。
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