やさしいカープファン
昨日は勝ってよかったですね。
連敗脱出、勝って地元に帰るのと
連敗で帰るのとは 大きな違いです。
さて、
マツダスタジアムのチケット争奪戦には参戦することをやめています。
出張のさいに観戦を組み込むほうが 地元で観るよりよほど簡単。
というわけで
今回、呼吸器学会の出張のさいに
神宮球場に行ってきました。
神宮球場は私は数十年ぶり2回目、緩和ケア薬剤師は生まれてはじめてです。
1点をとる姿勢がみられなかった、という点について。
丸の2塁打で無死2塁。
連敗中のカープ、好投している岡田投手、いつ雨天中止になってもおかしくない雨。
この状況下では、とにかく1点を取りに行くべき場面です。
無死2塁なのですから、バント、バントで1点。
バントでなくても2塁側にボテボテのゴロでもよい。
走者を3塁に進めて1死3塁であるなら 高め球が来たなら外野フライでもよい。
ヒットなしで点をとるべき場面です。
ここで、打者は4番、鈴木選手。
結果は・・・バントも何もなし、三振。
走者を進めようという作戦もなし、進めようというバッターの工夫もなし、です。
ま、自由に打たせたのはベンチの作戦なのですから、仕方ないですけど。
問題の場面は、初回の攻撃にありました。
走者を2・3塁に置いて、打者は松山。(あえて松山選手ではなく松山と呼びすてにさせてもらいます)
カキンッといい音の打球。
外野に抜けるか、と思ってパッと二遊間のほうを見たのですが、
そこにはボールが来ない。
なんとピッチャーがはじいていたんです。
あ、はじいている、走れ走れセーフになれえ! と打者のほうをみると
なんと、松山は走っていませんでした。
投手が、はじいた球をおいかけ処理しようとしているのを見て あわてて走り始めましたが
それでは1塁に間に合うはずもありません。
内野安打でもエラーでも とにかく走って生きれば ここは1点になる場面だったのです。
ゴロを打ったら凡打であっても走る。
カープは外人選手であっても そうさせてきたはず、と思います。
なぜ走らなかったのか。
松山に聞いてみないと理由はわかりませんけど。
1点をとりにいく姿勢がみられない選手は2軍落ちだ、と私が監督なら怒る場面です。
でもね、
カープファンは、やさしいんです。
松山に対して ひどいヤジは飛ばなかったんです。
球場で聞こえてきたヤジは、
「次は走ろうねー!」
松山の次の打席では
「今度は走ろうねー!」
神宮のカープファンは、やさしいですね。
雨の神宮球場。
この付近もカープファンばかり。
最前列の2名だけがヤクルトファンで、ほかは全員カープファンでした。
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