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イタい話1 つづき

新型インフルエンザH1N1 大きな動きはありません。

川根ほたるまつり
道沿いに並べられた行灯のひとつ。
とてもいい雰囲気の行灯でした。
高橋裕子(^O^)/^
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イタい話1 つづき

つづきです。
標準的治療から離れた医療を、代替医療と呼びます(分類や呼び名はいろいろあります)。
院長は18日に日本緩和医療学会教育セミナーに参加してきたのですが、学会でも代替医療につき問題点を認識しています。
一部の代替医療にはニセ医学が混じりこんできます。
癌の患者・家族を食い物にしているニセ医学が、世の中にはかなりあるのです。
患者・家族に希望を与えること。同時に、患者・家族をニセ医学から守ること。
これらはとても大切です。

ちなみに今回のイタい話はホメオパシーについて でした。
ホメオパシーについての学会の見解も出ています。
日本緩和医療学会 がん補完代替医療ガイドライン第1版 より

ホメオパシーはがんの進行を抑制するか?   → 推奨度C
ホメオパシーは生存を延長するか?      → 推奨度C
ホメオパシーはQOL(生活の質)を改善するか? → 推奨度C
このほかホメオパシーで検討された4項目  いずれも 推奨度C

推奨度Cとは:
推奨度4段階のうち下から2番目。
「行うよう勧めるだけの根拠が明確でない。」

知人友人や遠い親戚から なにやら治療法をすすめられたが、よくわからない、
という場合には 遠慮なく御相談ください。
学会ガイドライン等に基づいて公平で客観的にアドバイスさせていただきます。

今回については、治療方法について判断する以前の問題として、
「中学生以下の科学知識しかない医師のもとでの治療は どんな治療法であれ やめたほうがいい」、
とアドバイスさせていただくでしょう。

なお、「本当の友人」ならば、あなたにあやしい治療法をすすめ高額を支払わせることはない、ということも 知っておいてください。(高額な治療をしつこくすすめてくる人は、あなたの本当の友人ではありません。)

こうした代替医療の類は、すべて自己責任です。
私たちも、こういったもの全てを否定しようと考えているわけではありません。
しかし、自己責任で決定しようにも、情報が足りなければ判断ができませんね。
そうした状況では、いかに信頼できる情報を集めることができるか、がポイントです。
私たちが お役に立てます。御相談ください。

正しい知識を身につけましょう。
知識のワクチン=正しい知識が自分や社会を守ります。

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