サンフレ開幕日
2015年03月7日 :緩和ケア医のつぶやき
今日明日の中国地方は
PM2.5も黄砂も少ない予報です。
外出するにもいい感じですね。
サンフレッチェの開幕日です。
私は行きませんが、行かれる方は応援よろしくお願いします。
さて、
理化学研究所の話題です。
理研・野依理事長が辞任へ…STAP問題区切り
読売新聞 3月6日(金)14時34分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150306-00050101-yom-sci
年齢76歳ということですから
もう少し早い辞任発表でもよかったように思います。
とくに、自死という形で有能な方を失っておりますのでね。
彼を守れなかったのか、何か手はなかったのか、と思います。
基礎科学の分野は
「一発当ててやろう!」
という山師のような人がうじゃうじゃいます。
なかには
データねつ造したり盗用するような輩も時には混じってきます。
しかし、予算を与え、やらせてみないことには
素晴らしいアイデアなのか、見当違いのダメアイデアなのか、
予測することはむずかしい。
ノーベル賞級の人たちだって
若い時には何年も何年も結果の出ない研究と
格闘してきたのです。
それが許される環境が必要なんです。
1年で結果を出せ(学会発表レベル)、とか
5年で結果を出せ(大学教員の期限付き採用など)、
なんていっていると 偉大な研究・発見は出来ないでしょう。
何年も無駄飯を食わせ続ける「無駄遣い」は必要です。
どういう人間を採用するか、
ということよりも
出された結果をどう判断するか、
という評価システムのほうが 重要であると思います。
何年か自由にやらせてみるが
ダメ研究やダメ研究者はそこでバッサリ切る。
理研は、そういう組織であって欲しいです。
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