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タバコの本数を減らすのではなく禁煙を

2018年02月7日  

昨日も寒かったですね。
ずっと雪がチラチラと。
寒いと、亡くなられる方も多いんです。
昨日も在宅看取りがありました。

さて、
在宅医療をやっておりますと
「たばこによる健康障害」の終末像・最終像を見ることも多いです。
喫煙者に生じた肺癌の末期。
喫煙者に生じた脳卒中、などなど。
そして進行した認知症も、喫煙の結果と思われる状況の方がおられます。

喫煙で脳卒中の危険性は高くなります。
大きな血管が障害されれば半身まひなどが生じます。
小さい血管が障害された場合には、明らかなマヒは出ないこともありますが、
少しずつ障害が積み重なってきて認知症になっていったりします。
多発性脳梗塞、とか ラクナ梗塞、と呼ばれる小さい脳梗塞です。
それによる認知症が、血管性認知症、と呼ばれるタイプの認知症です。

では
認知症になりたくないな、脳卒中になりたくないな、
と思う方は、どうすればいいでしょうか?

タバコの本数を半分に減らしている、
と言われる方も 多いです。

では、本数を半分にして、脳卒中や心筋梗塞のリスクが半分になるでしょうか?

答えは、なりません。
1日20本タバコを吸っている人が、本数を1本に減らしたところで ようやくリスクが半分になります。
つまり
0本にしなければ リスクは十分には下がらない、
0本と1本の違いは非常に大きい、と言えるでしょう。
健康のことを気にするならば 「本数を減らす」、という作戦は 失敗なのです。
0本にしましょう!

1日1本のたばこでも心臓発作のリスク大、英大学の研究
AFP 2018年1月25日
http://www.afpbb.com/articles/-/3159943

まだ たばこを吸っているあなたへ
国立循環器病センター
http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/general/pamph65.html

Paul 広島三越にて。
基本はクロワッサンサンドを買いますが、それ以外を買うこともあります。
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★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
手洗い咳エチケット、よろしくお願いいたします。

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