ブログ

デジカメ新しくなりました

2011年08月9日  
如水館、勝ってよかったですね。
高校野球、地元が出ている時間帯は医療機関を受診する人は少なく
とてもヒマな時間になります。
でもテレビを見ることはできなくて。
昨夜のNHK 21時のニュース。
高校野球は4試合のうち2試合しか画像を出しませんで、
如水館の試合は結果を読んだだけ。
楽しみに見ていたのに、やられた~。

今週はかなり忙しいので、
ストックしてある本日のお勉強から紹介します。
本日はアレルギー白書のお話。

長年使っていたデジカメがついに調子悪くなりまして。
ズーム撮影だとゴミのようなものが写るようになり
もし直そうと思えば分解掃除に出す必要があり費用は高い、
と言われていました。
買い換えたほうが安いでしょう、と。
我が家の3代目のデジカメは、今度もLUMIX.
手ぶれ補正機能がすばらしい。
USB接続コードなど前のカメラのものがそのまま使えるのもいいですね。
現在、新しいカメラに慣れているところです。
写真は8月7日朝、壊れた灯ろうが川を流れているところ。
P1000029.JPG
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

本日のお勉強
世界アレルギー機構(WAO)アレルギー白書
アレルギー 2011年5月号
要点
アレルギー疾患の世界的な有病率は、先進国および発展途上国のどちらにおいても劇的に上昇している。
小児における増加がとくに問題であり、過去20年間の上昇傾向が最も大きい。
WHOの統計によれば、数億人が鼻炎を患っており、
患者や家族のQOLを著しく損ない社会経済に悪影響を及ぼしている喘息患者は3億人。
すべてのアレルギー疾患患者で充分な標準治療を達成するには、アレルギー専門医の指導下にアレルギー治療が提供されるようにしなければならない。
適切なアレルギー治療の主要な柱の一つは、単に薬で症状を抑えることではなく、原因を見つけて症状や疾患の進行を防ぐことである。
***

世界アレルギー機構とは、世界84の臨床アレルギー関係の学会・団体で構成されます。
長い長い白書の要旨を、日本アレルギー学会が翻訳したものです。
その一部分だけ御紹介しました。

アレルギー疾患患者は増加していること、
ただ単に薬で症状を抑えればよい、というものではない
ということが強調されています。

喘息の診断そのものは、そう難しいケースは少なく、
診察すればじつに短時間で診断がつきます。
治療方針もガイドラインを参考にすれば自動的に簡単に決まります。
で、私たち専門医が何に時間をかけているのか、というと
問診です。
患者さんや御家族から話を聞く。
これに時間をかけています。
アレルギーの原因特定につながる情報を、
何か一つでも多く引き出そうとしているのです。

原因が推定できれば、それを避けることで
アレルギー症状を抑えること・予防することが可能となります。
予防にまさるものは ないのですね。

薬で症状を抑えればよい、というものではない
ということを ぜひ御理解ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です