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フィンランド大使館 広島に移転

2011年03月19日  

昨夜は広島市医師会 夜間急病センターで勤務してきました。
どういうわけか患者数は非常に少なかったです。
前日は患者数も多く、インフルエンザも5名出ていましたが
昨日は1名だけでした。
広島では現在B型が流行していますが、
全国的にみるとA香港型が流行の中心となってきています。
もう少し流行が続きそうです。
まだまだ油断できません。

さて
東京の大使館を広島に移転というニュース
【ロンドン時事】ヘルシンキからの報道によると、フィンランド外務省は18日、東京にある大使館を広島に移すと発表した。福島第1原発事故の拡大を懸念した措置とみられる。
jiji.com(2011/03/18-20:12)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011031801081

福島原発事故、それに引き続く輪番停電、物資の買い占めや混乱
などを考えて安全な地域に移転ということなのでしょう。
一時的移転なのか永続的に移転するのか、わかりませんが。

理由はともあれ、
広島に大使館が来ることを、歓迎したいと思います。
大歓迎して、その歓迎ぶりをフィンランド大使が他国の大使にも口コミでひろげ
世界中の大使館が広島に来るといいですね。
デパートなどで緊急企画 フィンランドフェア なんて
いかがでしょうか?

今週の花 ボケ、ツバキ。
konsyu tubaki.jpg
★インフルエンザ情報
広島市では16日、17日ともに学級閉鎖が6校ずつ出ています。
広島県14保健所別にみると、
これまで5週間連続で 7保健所管内で警報レベルでしたが、
最新版では 8保健所管内が警報レベルとなり増加しています。
これを見ると、流行のおさまる気配はない、という状況です。
https://hasseidoko.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/2010_2011/2011_10/34_hiroshima.html

全国では、A香港型が多くなっています。
(広島では現在B型が8割となっていますが。)
今シーズンの最初はA香港型からはじまり、
A香港型 → 新型(2009A/H1) → B型、と移り変わってきています。
シーズン中盤もすぎて再度 同じ型の流行がぶりかえすとは。
流行を予測することは難しいです。

東京方面から広島に帰ってきた人の話によると
新幹線はぎっしり満員。咳をしている子どもも多かった、とのことです。
広島にも他地区からA香港型が持ち込まれるのは確実と思います。

A香港型は重症化することがあり、とくに高齢者は命取りになります。
体調の悪い人は病院や施設へお見舞いには行かないでください。
うがい手洗い咳エチケット、よろしくお願いいたします。

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