マイナ保険証。聞く力のない人
昨日は 雨でしたね。
本来であれば ハーフマラソンから1週間の回復期をへて
今週また走りたいところではあったのですが。
「健康維持・増進」のために走るのですから、「雨の日に走る」と言うのは 違うんです。
今週は雨の予報はありません。
黄砂やPM2.5も たいしたことはありません。
寒くなるのは用心しましょう!
さて、
昨日のニュースで、医療関係者が注目したのは コレ。
岸田総理 マイナ保険証持たない人に「資格証明書ではない制度を用意する」
TBS NEWS dig 2022/10/24
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3c5798f15ca1493b02f14e54cb18b836c48f448
健康保険証を廃止し、マイナカードが健康保険証となる、ということを
政府が決定しておりました。
来年4月からは、これに応じない医療機関は 「療養担当規則違反」に該当する、と
政府は言っていたのです。
「療養担当規則」というのは 保険医療機関が完全に順守すべきものです。
しかも「法律」ではなく「規則」なので、勝手に変更できるのがミソ。
マイナカード利用に応じない医療機関は、処罰の対象となる、ということです。
極端な話、
「保険医の停止」という強硬な罰則が適用されても おかしくない。
そこで 多くの医療機関が、イヤイヤながらも マイナカードを読み込むシステムの導入をはじめています。
必要な物品の購入(カード読み取り機、パソコンなど)、
オンラインネットワークへの接続加入、あるいは接続条件の変更。
これらを自力で出来る医療機関は少なく、業者への依頼が必要です。
もう、年内にNTTが回線状況などを下見に来る、というのは 無理な地域が出てきています。
来年3月中には準備は終わらない、というのは 現場では もうわかってきているのです。
おまけに
寝たきり一人暮らし高齢者、認知症高齢者などは
「マイナカードのお知らせ郵便」 が来ていても、開封もしていませんし、
役場等に出向いてカードを作る という事が理解できない人も多いです。
理解したとしても 体が不自由で 「どうしようもない」人もおります。
国民の全員が スマホ持っていたり、郵便の内容を理解できる人ばかりではありません。
ある意味で、「弱者層」というのは いるのです。
その弱者層を置き去りにしてしまう制度というのは 無理です。
とくに、
「自分で役場まで出向けない人」というのが 簡単に言えば 「在宅医療の対象者」となっているのです。
政府が、マイナカードを保険証に、というアイデアを打ち上げる時に
「在宅医療」で生きている人がいる、ということは 頭の中から欠落していた、としか 思えないのです。
岸田首相は 「聞く力」を発揮していません。
在宅医療の現場の声は まったく届いていません。
朝令暮改のような「思い付き政策」そして「撤回あるいは善後策」ばかりでは
何か言われても 従おうという気持ちはゼロになります。
赤名酒造 絹の峰。
秋の純米ひやおろし精米歩合60% 720ml
冷酒も良いですが冷や(常温)、ぬる燗がおいしい。
https://kinunomne.thebase.in/items/54928742
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秋の料理、なべ料理などとの相性は最高です。
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https://wam-hasard.com/
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お知らせです。
2022年9月25日の 春日キスヨ先生の講演録画を 公開しました。
応募したが落選した方、 講演会に出席したがもう一度聞いてみたいという方、
どうぞ録画を御確認ください。
1時間ちょっとの ユーチューブです。
12月27日までの期間限定公開です。
なお、無断ダウンロードは禁止します。
医療法人和平会 折口医院ホームページ → お知らせ から。
https://wahei.or.jp/info-wahei/220925_kasugakisuyo_kouenkai/
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