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中区医師会 病診連携総会

2024年10月17日  

昨日も いい感じの気温で、よかったですね。
往診・訪問診療には よい季節となりました。
夏の間は運動不足だったことでしょう。
歩きましょう、運動しましょう!

 

昨日は、中区医師会 病診連携総会に出席してきました。
病院も、クリニック側も 連携できないと たちまち困った事態となってしまいます。
顔の見える関係づくりには 飲んで食って話して、が てっとり早い。
(なんと昭和な・・・、ですが、やっぱりコレが重要)

 

昨日の同じテーブルには、広島市民病院心臓血管外科 主任部長 久持邦和先生がおられました。
久持先生は もちろん急性期 基幹病院の主任部長でありますが、
実家は老人ホームをされていて、ときどき実家でお手伝いされることも あるそうです。

老人ホーム入居中の方が状態が悪くなったときに、
病院に送りたくなる施設側の気持ちもよくわかるし、
受け入れる側の病院側の気持ちもよくわかる。
稀有な先生と言ってよいと思います。

 

状態が急変した場合、
施設・御家族としては 「病院に送れば何とかなるのではないか、何とかしてもらえるのではないか」と期待します。
病院側としては、治療として検査や点滴をしようと思えば、おとなしく指示に従っていただくしかない。
ところが お相手は認知症高齢者のことが多く、
針を刺すなど 痛ければ あばれる。
点滴の1時間、じっとして下さい、と言っても わかるはずもなし。
じゃあ
いやがる本人を押さえつけ、しばりつけて(抑制)まで 点滴をするのか??

 

こういう事態を3回ほど繰り返して、
しだいに衰弱している、衰弱したからこそ誤嚥性肺炎をおこしたのだ、
入院しても いいことには もう ならない、
ということを 御家族が学習して、
それではじめて 「もう病院はいいです、ここで(施設で)最後までお願いします」
という選択になってきます。

そういう在宅・施設の状況を よく御存知の先生でした。
すばらしい先生ですね!

 

紫金山・アトラス彗星ですが。
昨日は中区医師会 病診連携総会に出席せねばなりませんので
18時20分が 自宅での観望の最終タイムでした。
雲がでていて、まるで見えません。
本日17日からが 期待ですね。

今週の花

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