乳がん検診講習会を受講しました。
2009年01月25日 :研修会
平成21年1月19日に開催された乳がん検診講習会(広島県医師会主催)を受講しました。
以下に簡単にまとめます。
女性のがんの年代別死亡数では、30歳代、40歳代、50歳代の1位は乳がんなのです。
(2004年厚生労働省:人口10万人あたり)
妻であり、母であり、職業人でもある、そうした年代の女性のがん死亡第1位ですので、大変なことです。
乳がんを早期に見つけるためには、まずはマンモグラフィという検査を受けてください。
「視診・触診だけ」の検診 ではダメです。
欧米に比べ、日本ではマンモグラフィの受診率がまだまだ相当低いのです。
エコー(超音波)検査やMRI検査をどうするのか、検診にどう組み込んでいくのかという議論もありますが、
「まずはマンモ検診を受診する人を増やすのが先だ」、
ということなのです。
また、自分で自分の癌を見つけ出すことのできる数少ない癌の一つですので、乳がん検診を受診したさいに乳房自己検診のやりかたを教わってくればよいですね。
乳がんに対しては、「オール広島」体制で取り組もう、ということで体制作りがすすんでいます。
当院は「緩和ケア」「抗ガン剤治療・抗ガン剤治療の補助療法」「在宅療養」という面で参加していきたいと思っています。
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